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感情が伝わってくるような手紙と添えられる朗読

本作は「ノベル」でも「音声」でもなく、【手紙】と言うのが最も正確な作品となっています。

まずはこのページ下部にあるサンプルCGを見ていただけるでしょうか。
この作品のメインとなるのは、そのノート用紙を使った【手紙】なのです。

匿名希望の同級生女子と手紙のやり取りをする形で進んでいく作品なのですが、
　（主人公が書く手紙の内容は不明なものの、返事の手紙でおおよその内容が分かる）
この手紙がリアリティがあるというか等身大の書かれ方をしているというか、
とにかく文面から伝わってくる感情や手紙の書かれ方が、

《学生の頃の『気になる相手と何かしらのやり取りをする・した時のあの感情や思考の動き』》

をかなり強く想起させてきます。

手紙の文章を朗読している音声ももちろん作品に合っていて不可欠なものとなっているものの、
この作品はやはり【手紙】が主体の作品となっており、
音声単体では出せなかったであろう良さが盛り込まれていて、
手紙の内容に感情を引っ掻き回されながらも感心してしまいました。

なかなか珍しいタイプの良さが溢れる作品となっておりますので、
是非お手に取っていただけますと幸いです。

サークル作品

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