東京シークエンス~刀遣いは聖女様に逆らえない~

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東京シークエンス~刀遣いは聖女様に逆らえない~ [お嬢さん堂]
サークル名 お嬢さん堂
販売日 2020年03月31日
更新情報 2020年09月20日
シナリオ 皇里奈
イラスト びねが~
声優 秋太郎 / 白狼王魔 / 羽澄愛
年齢指定
作品形式
ファイル形式
MP3
/ WAV
その他
ジャンル
ファイル容量
228.61MB

作品内容

「何故、貴方が、神様なんかに選ばれてしまったんだろうな。貴方でなければ良かったのに」

今とは違う時間、違う場所、違う世界。
でも、――よく似た世界。
違いは、"この"世界には魔物がいること。

100年ほど前から現れた――この世ではない場所からやってくる存在、魔物。
魔物がどこからやってくるのかは分からない。
けれど、彼らはこの世界に狩りにやってきては、人を攫い、喰らう。
時には自らの眷属とし、その数を着実に増やす。

彼ら魔物は、人を狂わす瘴気を身にまとっていた。
それは人の本能を刺激し、人を性的な快楽のみを喜びとする獣に変えてしまった。
彼らの来訪により、この世界の理は変わってしまった。
そして、世界は歪な魔物が闊歩し、人が生きていけない場所へと変わってしまった。

島国であるこの国にも、当然魔物は現れた。
ある者は美しい女の姿で、ある者は神々しい龍の姿で人々の前に姿を現し、その身を喰らった。

増え続ける魔物による被害を憂いた人々は、神に祈った。
それまでの理とは違う、それまでの常識と異なる存在が現れた時、
無力な人々は神に縋るしかなかった。

そんな哀れな人々の命が通じたのかそうでなかったのか。
神は神託によって哀れな子羊たちに答えを示した。

ねじ曲がった理の中で人が生きられるように、神はこの国に聖女を遣わせた。
正確に言えば、普通の少女にある日「御印」が現れるのだ。

「御印」が現れた少女は聖女候補として、国の管理下に置かれた。
――そして、前の聖女が力を失うと、聖女候補の中のいずれかの少女が聖女となる。
そう言う仕組みの様だった。

かくして、世界の理は変わり。
――人々は生きるため、聖女を敬い、彼女らを中心とした世界へと――変わっていった。

 
 【人物】
◇神田 樹(かんだ たつき) 20歳
東の聖女である貴方の護り手。
護衛であり、貴方の穢れを引き受ける形代。
護り手候補だったが、貴方の前の護り手だった藤堂が行方不明になったため、
正式に貴方の護り手として任命される。

性格は冷静沈着で真面目な常識人。ただ、内部に熱い気持ちを持つ。
時折、貴方を見る際に苦しそうな顔をするが――。
穢れに触れると、普段抑え込んでいる「支配欲」がコントロールできない状態になる。

◇藤堂 慎太郎(とうどう しんたろう) 40歳
貴方の元護り手。
温厚で掴みどころがない大人の男。
彼女の初恋の人であり、初めて体を重ねた男。
貴方の気持ちはわかっていたが、自分からは好きだと言わなかった。
ある日、彼が姿を消してしまい、貴方は記憶を失った状態から物語は始まる。

◇坂上 奏(さかがみ そう) 32歳
総務省、異界対策課の職員。
聖女たちのサポート役。
飄々とした女性で、どこか達観している。


 【リスナー】
東の聖女として、東の地方を護る20歳になったばかりの女性。
10歳になるまでは通常の少女だったが、
前の東の聖女が魔物に変わった瞬間に能力が現れ、総務省異界対策課に連れていかれた。
総務省異界対策課による訓練の後、藤堂が8年の間、護っていた。
しかし、ある日突然――藤堂は姿を消し、
貴方は記憶を失って、自宅に横たわっていた所を発見される。


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◇トラックリスト(約75分)
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00_不思議な夢(01:25)
貴方は夢を見る。不思議な夢を。
僅かに覚えている。それは――昔々の物語。
「どんなに辛いことでも、僕、頑張って。君の所に行くから!」
「――どうか、待ってて、そこで」

01_「はじめまして」(03:27)
病院のベッドの上で目覚めた貴方。
その顔を覗き込むのは、「見たことのない」青年。
彼は貴方を「東の聖女」と呼び、貴方を護ると誓う。
記憶を失ってしまった貴方は、その青年の面影に既視感を感じながら、
もう一度、短い眠りに就く。
「はじめまして、俺は神田 樹。貴方の、新しい護衛。護り手だ」
「――本当に、貴方なんだな。本当に、綺麗に――なったな」


02_交わる理由(08:43)
樹と名乗った青年と一緒に、自分の住んでいた家に戻った貴方。
しかし、貴方は原因不明の焦燥感と渇望に蹲ってしまう。
それは、穢れに身を焦がされた聖女の宿命だと、樹は口にする。
「その穢れを引き受けるために、俺がいる」
そう言いながら、樹はゆっくりと唇を重ね――。
「――こっちに来い。体が辛いだろう」
「何故、貴方が、神様なんかに選ばれてしまったんだろうな。貴方でなければ良かったのに」
「男に抱かれた記憶はないのに、体は男を知ってる。それはとても淫らだな」

03_ベッドの中では俺様で(09:45)
貴方の穢れは、樹に奪われていく。
穢れが彼の体に纏わりつけば、彼の口調は変わる。
支配欲剥き出しの――獣に。
「後は笑顔で、「セックスしてください。よろしくお願いします」だ。言えるよな?」
「貴方達――聖女と交わる男は、自分の本来の性癖を引きずり出されてしまうんだ」
「今、何回イッたか分かるか? ははは、数えておけよ、今度から」

04_聖女の役目(03:39)
休日。総務省異界対策課から、緊急の呼び出しを受けた貴方。
綻んでしまった結界の修復を、貴方は坂上から依頼される。
結界の修復中、綻びから忍び込んだ魔物を捜索する樹。
結界の修復直後、狼の遠吠えが聞こえ。――貴方は走り出す。
理由は分からない、ただ――"会わなければならない"という思いを胸に。
「東の聖女様は久しぶり。って、あー、記憶失くしちゃったんだっけ」
「はい、これが儀式用のベル。使い方は――。ん、体が覚えてるみたいね」
「ホント、神様なんて。――大嫌いだわ」

05_初恋の終焉(03:57)
薄暗い路地裏。
そこには1匹の魔物がいた。オオカミと人間を合わせたような――。
でも、貴方には分かる。
それは貴方の初恋の人。初めて体を重ねた男。心より愛した人。
姿を消した藤堂 慎太郎。その人だった――。
「ああ、僕の聖女。僕だよ、君の護り手。藤堂だ」
「君のせいで、僕はこんな姿になったんだよ?」
「ほら、もっと近くにおいで。たっぷりと精を注いであげるから――」


 <Lightルート>
L-01_「貴方も救いたかったはずだ」(07:09)
藤堂が貴方に触れる直前、樹が間に割って入る。
魔物化した藤堂に対して、激昂する樹。
貴方は思い出す。そうだ、樹は――。
「随分と因果な刀を持ったね、樹君」
「彼女は忘れてしまっても、俺は覚えている!」
「僕はね、ずっと嫌だったんだ。この子だけ、犠牲を強いられているこの世界が」

L-02_「ずっと夢見ていた」【通常セックス】(12:06)
L-03_いつか神様に飽きられるまで(03:09)


 <Darkルート>
D-01_いつか読んだ赤ずきんの様に【青姦・媚薬セックス・中出し】(09:05)
藤堂は貴方という牝を貪る。
穢れが侵食していく貴方は、初めての時の様に藤堂にしがみつく。
頭の中が快感に塗り替えられていく。全て思い出した貴方は笑う。
このまま幸せになれれば――、いいじゃないかと。
「あの日みたいに、僕の色に染めてあげよう、ね!」
「ホントはお別れしたあの日も、こうやって食べちゃいたいって思ってた。君を食べて、僕のモノにしたいって」
「さぁ、たくさんたくさん交尾しよう?お腹を赤ちゃんの種でいっぱいにしようねぇ」


D-02_俺は貴方のもの・貴方は俺のモノ【悪堕ち・視姦・ハードセックス・中出し】(10:59)
D-03_Fairy tale【狂気・苗床】(02:27)

【おまけ】
・フリートーク(秋太郎様)(03:55)
・フリートーク(白狼王魔様)(03:04)

※1:チャプター0に関しては過去の出来事であるため、他チャプターと音声処理が異なります。


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◇制作情報(敬称略)
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シナリオ:皇里奈
イラスト:びねが~
声優:
 神田 樹:秋太郎
 藤堂 慎太郎:白狼王魔
 坂上 奏:羽澄 愛
ロゴ:T奈


・当作品の著作権はすべて作者に帰属します。
 音声作品やイラストの複製・二次配布・無断アップロード・配信サイトでの配信等はご遠慮ください。

更新情報

  • 2020年09月20日
    内容追加
    200DL記念イラスト(藤堂さん)を追加しました。ありがとうございます!

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