とも鳴りの舟

  • とも鳴りの舟 [サキュレント]
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とも鳴りの舟 [サキュレント]
サークル名 サキュレント
販売日 2019年12月30日
シリーズ名 とも鳴りの舟
シナリオ 山野詠子
イラスト キヌガサ雄一
声優 三橋渡 / 葵時緒
年齢指定
18禁
作品形式
ファイル形式
アプリケーション
その他
乙女向け
イベント コミックマーケット97
ジャンル
同居 中出し
ファイル容量
298.65MB

作品内容

■ストーリー
──ダメダメな私と、すかすかのあなた。

独り暮らしで売れない風俗嬢をやっている美倉たがね(みくらたがね)。
仕事帰りに家のベランダに出ると、向かいのアパートのベランダで男女が裸でセックスしているのを見てしまう。
男と目が合い、まずいと思って部屋に引っ込んでカーテンを閉めるが、しばらくすると玄関からチャイムの音。
嫌な予感がしつつ応対するとさっきの男がいた。
そのまま部屋に押し入られてレ○プされてしまうたがね。
そのうえ男は、部屋にあがって冷蔵庫の中身を漁る、たがねのベッドですやすや寝るなどやりたい放題。
親に連絡されるのを恐れて警察に言い出せないたがねは、仕事の疲れもあってその場で気絶するように眠ってしまう。
その日から男とたがねの奇妙な関係が始まった……。

■概要
「とも鳴りの舟」は物語を読むことで進行していくオーソドックスなアドベンチャーゲームです。
最悪の出会いをした男女・たがねと牧人が、どのようにして互いを許し合い、歩んでいくのかを描写します。
人ごみのなかで感じる孤独とか、
傷つけあうことで大切になれる男女とか、
あとはややマニアックなセックスとか、
そういったものが好きな方におすすめです。

■情報
プレイ時間　:3～4時間ほど
CG枚数　　:15枚(差分別)
シーン数　　:10シーン
ボイス　　　:男女メインキャラクターフルボイス(個別オンオフ可)
CGモード・回想モード・音楽鑑賞モードあり

■スタッフ

制作
企画・シナリオ:山野詠子
原画　　　　　:キヌガサ雄一
タイトルロゴ　:青谷鴬
音楽　　　　　:studio POD

声の出演
美倉たがね　　:葵時緒
白木牧人　　　:三橋渡
ほか　　　　　:あかしゆき・馬並ペガサス・柊真冬・きさらぎゆめは

■サークルサイト
https://succulent01.wixsite.com/succulent

毛づくろい

とも鳴りの舟 [サキュレント]

さんざんもったいつけてから、舌先がクリトリスに伸びてきた。

「ふぅ……んん、自分のしたことで……相手が気持ちよくなってくれたら、嬉しくない？」
「はぁうっ……い、言いたいことは、わかるけど……実感したことは……んんんっ！」

だって相手のことを別に好きでもないのに。
あるとすれば、射精させたときの達成感だ。
それもほんの数分でかき消えてしまう。

「あとさ、まんこ舐めるのって興奮しない？　ん……こんな匂いが強くてグロいもの、しゃぶってると思うとさ……」
「えっ？！　匂いって……！」

急に恥ずかしくなってきた。

人の心を打つように

とも鳴りの舟 [サキュレント]

「う、ううぅうぅう……！　せ、世間は、そう思わない……」
「世間ってなにさ」
「わ、……わ、私を、取り囲んでる……」

違う。
言いながら自分の言葉の間違いに気がついている。
世間じゃない。
他人じゃない。
他の誰でもなく、私自身が思えていない。

「で……出来損ないのくせに、人並みになにか、できたこともないくせに……権利だけは主張するのかみたいな……」
「そう思われてそうで……思ってて……自分で、それが……すごく、つらくて……嫌で……わ、私、私がなんなのか、わかんない……」

「ぬくもり」

とも鳴りの舟 [サキュレント]

「……私の存在は、迷惑？」
「いや、迷惑と大切って両立するんだよ」
「迷惑なの？」
「大切」
「迷惑は？」
「あー。大切だから許してよ」
「迷惑なんだ……」
「いや、迷惑だから大切なの。適度に迷惑でいてくれたほうが、大切にできるんだよ……」

つじつまが合わない。
私この人にレ○プされたのに。
この人はそんな私のことを迷惑だとか言っている。
私はそれに傷ついている。
そしてこの人の大切であり続けたいと願っている。

作品情報/動作環境

CPU
Intel Core 2 Duo 程度のプロセッサ
メモリ
1GB以上
HDD
500MB以上の空き容量
DirectX
9.0以上

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