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| サークル名 | ヨアケ |
|---|
| 販売日 | 2026年10月13日 0時 |
|---|---|
| カップリング | |
| 作者 | 緋月りんご |
| 年齢指定 | |
| 作品形式 | |
| ファイル形式 | |
| その他 |
乙女向けAI一部利用
|
| ページ数 | 64 |
| ジャンル | |
| ファイル容量 |
687.21KB
|
作品内容
■あらすじ
五線の余白に、鉛筆で運指の数字が振ってあった。あたしの手の癖のとおりに。写譜台の向こうで、惣一さんが筆を持ち替える。「この一冊を写し終えるまで」――終わりを決めるのが彼だとは、聞いていない。
町の音楽教室でピアノを教えている。合唱をやめてから、あたしは人前で声を出さなくなった。発表会で使う絶版の合唱譜を写してもらいに、六年、同じ写譜室へ通っている。写譜屋の惣一さんは三十五歳。複写では線の太さが変わるからと、五線も音符も全部その手で書き写す人。今度の依頼は分厚い一冊だった。『この一冊を写し終えるまで』――筆致を揃えるには一気に写す、その間は依頼主に立ち会ってほしい。そう言われて、あたしは写譜室の隅の椅子に座った。ところが彼は一段写しては前の段を写し直し、終わりを自分で先へ先へと延ばしていく。待つ間、あたしは知らずに口の中だけで旋律をなぞっていたらしい。棚の綴じ帳を開いて、息が止まった。日付の入った罫紙が束になっている。あたしが口の中でなぞった旋律だけが、彼の字で写譜されている。何年ぶんあるのかと訊いたら、彼は日付を指でたどって、六年と二か月、と答えた。誰にも聞かせていないはずの声が、この部屋にだけ溜まっていた。押し殺していたものが外へ出た夜から、写譜台の前でも、椅子の上でも、毎晩。最後の一枚を写し終えた朝、惣一さんは筆を置いて戸を開けた。表の風で罫紙がめくれる。あたしは綴じ帳を膝に載せて、六年前の最初の一段を、こんどは声に出して歌った。
■ジャンル
執着/溺愛/孕ませ/中出し/年上攻め/焦らし/連続絶頂/対面座位
■登場人物
■楠瀬 なずな(くすのせ なずな)/27歳――ヒロイン・視点人物。町の音楽教室のピアノ講師。人前で歌うのをやめてから、旋律は口の中だけでなぞる癖がついた。
■五代 惣一(ごだい そういち)/35歳――五線と音符を手で書き写す写譜屋。人の声を一度聞けば、その高さをそのまま紙の上に置ける。
登場する二人はどちらも18歳以上の成人。
■ページ数
全64ページ
■ご注意
・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。
・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
一部手作業の調整を加えています。
・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。
・本作は写譜室での引き留めと、記録され続けていた声を題材とするフィクションであり、現実のいかなる強要・犯罪・迷惑行為も肯定するものではありません。作中の性行為はすべて成人(18歳以上)どうしの合意にもとづきます。



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