切れる原紙が残り五枚だけの孔版屋に通った半年、二十六歳上の職人に『最後の一枚を切ったら店を終う』と鉄筆の灯る机で自分から名を呼び孕むまで注がれた話

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切れる原紙が残り五枚だけの孔版屋に通った半年、二十六歳上の職人に『最後の一枚を切ったら店を終う』と鉄筆の灯る机で自分から名を呼び孕むまで注がれた話 [かいけつポロリ]
サークル名 かいけつポロリ
販売日 2026年09月21日 0時
作者 片桐 いく
年齢指定
R18
作品形式
ファイル形式
PDF
その他
乙女向けAI一部利用
ページ数 87
ジャンル
ファイル容量
813.86KB

作品内容

(あらすじ)

「これで、あと四枚だ」――やすりの目を鉄筆が擦る音が、そこで止んだ。原紙と謄写インキの匂い。低い笠の灯の下で、二十六歳上のその人は棚の箱に手を触れないままそう言った。

有沢みなも(27)は町の私設図書室の司書で、月に一度、子ども向けの文集を刷ってもらいに孔版屋へ通っている。刷るのは森重章夫(53)。鉄筆で原紙を切り、輪転にかけて刷る仕事だ。原紙はもう作られていない。棚に残るのは五枚だけで、最後の一枚を切ったら店を終う、と章夫は言う。みなもは預かり票に〈有沢〉と書いて原稿を置いていく。呼び合うのは屋号と番号ばかりで、互いの下の名を口にしたことは一度も無かった。一枚目を切り上げた晩、章夫は鉄筆をみなもの手に握らせ、切り方を教える。やすりの目を擦る音は、力を抜くと途切れてしまう。ひと文字だけみなもが切って、残りは四枚になった。灯の下で、みなもは屋号ではなく「章夫さん」と呼んだ。呼ばせたのではなく、自分から呼んだ。声を殺す理由がその一声で無くなり、鉄筆の灯る机の前で、幾度も奥に注がれる。


(登場人物)
■有沢 みなも(ありさわ みなも/視点人物)――27歳。町の私設図書室の司書。月に一度、子ども向け文集の原稿を孔版屋へ持ち込む。一人称『私』。
■森重 章夫(もりしげ あきお/攻)――53歳。謄写印刷の孔版屋。鉄筆で原紙を切り、輪転で刷る。みなもとは預かり票の番号と屋号だけで呼び合ってきた間柄で、自分の来し方は何ひとつ話さない。棚の原紙が尽きたら店を終うと決めている。
※本作の登場人物は全員、十八歳以上の成人です。


(仕様)
現代・歳の差背徳TL/ヒロイン一人称/本文 約2.9万字(全12章)/体験版で第1章〜第2章(約4,980字)が読めます/挿絵なし・横書きPDF。
歳の差/背徳/執着攻め/対面座位/耳舐め/孕ませ/中出し/溺愛
全87ページ

(読みどころ)

・司書と孔版屋、屋号と預かり番号でだけ呼び合ってきた半年。関係の期限は、棚に残る原紙の枚数そのもの。
・五枚、四枚、二枚、一枚。切るたび終わりが近づき、最後の一枚を切れば店は終う。
・鉄筆を握らされ、原紙にひと文字だけ自分で切る。渡される側から渡す側へ回った夜。
・屋号ではなく名を呼んだのは彼女のほう。朝、最後の一枚を刷り上げて、輪転のハンドルから手を離す。

(ご注意)

・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。

・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
 一部手作業の調整を加えています。

・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
 実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。

・登場する人物はすべて成人(18歳以上)です。性行為はすべて成人同士の合意によるものです。本作はフィクションであり、現実のいかなる行為も肯定するものではありません。

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