御神木を伐り倒す縄を引いた詫びに山へ入った私は木霊に幹の洞へ抱き込まれ、切り株に新しい蘖が伸びるまで洞の中で幾夜も孕まされた話・一話〜

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御神木を伐り倒す縄を引いた詫びに山へ入った私は木霊に幹の洞へ抱き込まれ、切り株に新しい蘖が伸びるまで洞の中で幾夜も孕まされた話・一話〜 [クリボーー]
サークル名 クリボーー
販売日 2026年09月15日 0時
カップリング
作者 宇津木 しずり
年齢指定
R18
作品形式
ファイル形式
PDF
その他
乙女向けAI一部利用
ページ数 128
ジャンル
ファイル容量
963.92KB

作品内容

切り株の、まだ濡れている木口。伐り倒した御神木の切り口は、月に当てると白く光った。縄を引いた手の皮がむけていて、その日のうちに、山から音が消えた。

あらまし

里の普請のため、宮の裏の御神木を伐ることになった。木挽きの家の娘・野添まき(25歳)は倒す向きを決める縄を引く役に立ち、その手で大杉を谷側へ倒した。木口はまだ濡れて光り、その日から山の音が消える。夜、切り株の脇に立っていたものを、里は「木霊」と呼んできた。神は返す声しか持たず、まきが言った言葉をそのまま返す。代の払い方も、まきが問うた形でしか返ってこなかった。苗を植えて百年待つか、伐った者が洞で務めるか。倒れた幹の洞は谷へ向いて口を開けたままで、いつ出ても追わぬと返る。倒したのは自分が引いた縄で、材を待っているのは里の普請だった。まきは洞へ入るほうを選ぶ。洞の内側は人肌に湿り、背をつければ木の内壁と自分の背の境が薄くなって、押してくるのが彼なのか自分を容れている木なのか、二つが同じ一つの動きになる。木霊という呼び名が新しいことは、里の老いた木挽きの婆が教えた。婆はまず、もう山を下りろと言った。まきが山は下りませぬと言い切ったので、婆はそのもとの名を渡した。久久という。切り株から蘖が伸び、日を返すほどの葉をつけるまで、洞の中で幾夜も孕まされる。蘖は、まきの膝の高さまで伸びている。〈第一話〉

人と、人ならざるもの

■野添 まき(のぞえ まき/視点人物)――25歳。木挽きの家の娘で、倒す向きを決める縄を任されるほど山の目を持つ。決めた手前を人に譲らない。一人称『わたし』。
■久久(くく/攻)――御神木に宿り、里からは「木霊」と呼ばれてきたもの。人の姿では丈の高い大男で、肌には樹皮のような筋が走り、髪から梢の匂いがする。返す声しか持たず、問われた形でしか答えを返せない。
(人も神も、この話にあらわれる者はみな十八の齢を過ぎています)

読みどころ

・洞の内壁と背の境が薄くなり、押してくるものと自分を容れている木とが一つの動きに重なる境界の書き方。樹液と湿りで滑る木肌の質感/・返す声しか持たぬ神なので、代の中身も彼女が問うた形でしか返ってこない。洞の口は谷へ向いて開いたままで、出るなら追わぬと最初に返っている/・「木霊」という呼び名が新しいことと、その下のもとの名を明かすのは神ではなく里の老いた木挽きの婆。切り株の蘖が葉をつける日で閉じる十六章

体裁

和風あやかし・人外つがいTL/ヒロイン一人称/本文 約3.9〜4.2万字(全16章)/体験版で第1章〜第3章(約7,750字)が読めます/挿絵なし・縦組みPDF/本作は連作の第一話です。
・ジャンル: 人外/つがい/クンニ/焦らし/連続絶頂/潮吹き/孕ませ・妊娠/溺愛
・横書きPDF・全128ページ

断り書き

・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。

・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
 一部手作業の調整を加えています。

・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
 実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。

・本作は御神木と木霊の言い伝えに材を取った和風ファンタジーのフィクションであり、現実のいかなる信仰・風習・強要も肯定するものではありません。登場する人物はすべて成人(18歳以上)で、代の形は本人が選んでいます。

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