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作品内容
音を立てた代償は、快楽の地獄
実家の工場を救うため、私は高級万年筆で厚手の用紙に自らの名前を書き入れた。そのたった一度のサインで、私は人間からただの「所有物」へと身を落とした。夜の闇に沈む重厚な洋館。冷たい瞳を持った主人のオーデコロンが鼻腔をかすめ、逃げ場のない現実が喉を塞ぐ。黒のワンピースを与えられながらも、求められるのは労働ではない。些細な銀食器の音を立てただけで、私は冷気漂う石造りの地下室へと引きずり込まれた。
黴と蜜蝋の匂いが混ざる空間で、しなる革鞭が肌を打ち据える。滴る熱い蝋と、無防備な粘膜をこじ開ける冷徹な金属。ただ優しく抱かれるだけの物語とは一線を画す、痛みと羞恥に塗れた絶対的な支配関係。引き裂かれそうな恐怖と屈辱の中で、なぜか下腹部の奥底から甘い熱が溶け出していく。理性が必死に拒絶の悲鳴を上げるのに、冷酷に蹂躙されるたび肉体は快楽の毒に侵されていく。
容赦のない快感に思考が融解し、主人の深く熱い楔が打ち込まれるその瞬間。狂おしいほどの疼きに乱される彼女の姿に、あなたもまたこの残酷な隷属から抜け出せなくなるだろう。
※本作はR18作品です。
※紹介画像・サムネに一部AI画像を利用。
本編 約2万字




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