形見のラジオを預けて半年、二十六歳上の修理店主に『最後の真空管が切れるまででいい』と灯のともる修理机の前で名前を呼ばれ朝まで種付けされた話

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形見のラジオを預けて半年、二十六歳上の修理店主に『最後の真空管が切れるまででいい』と灯のともる修理机の前で名前を呼ばれ朝まで種付けされた話 [かいけつポロリ]

作品内容

(あらすじ)

修理机の上で、真空管がひとつ、橙色にともっている。半田と埃のあたたかい匂い。その灯を挟んで、二十六歳上の店主が、初めて私の名前を呼んだ。「最後の真空管が切れるまででいい」

汐見りこ(27)はコールセンターに勤めて五年になる。一日じゅう声を抑えて喋る仕事で、家に帰るころには自分の声が残っていない。祖父の形見の真空管ラジオが鳴らなくなり、商店街の外れの修理店に持ち込んだのが半年前。店主は鶴見昭平(53)。この型に合う替えの真空管は、店の棚に残った最後の一本だった。傷んだ部品をひとつずつ継ぎ、欠けた一つを遠方から取り寄せて待つ半年、りこは月に何度か店に寄り、修理机の向かいで進み具合を眺めてきた。昭平が呼ぶのは預かり票の番号で、りこも屋号でしか呼ばない。ラジオが直る日が来れば通う理由は終わり、最後の球がいつか切れれば、直せるものも終わる。受け取りの夜、閉店後の店で試験点灯の橙が入る。昭平は初めて名前を呼び、『最後の真空管が切れるまででいい』と言った。それから机の灯に手を掛け、『消すのはいつでも君でいい』と待った。灯を消させなかったのは、りこのほうだ。仕事で殺してきた声が、その夜はじめて全部出る。低いラジオの音の下で、朝まで幾度も注がれる。


(登場人物)
■汐見 りこ(しおみ りこ/視点人物)――27歳。コールセンター勤務五年目。声を抑えて喋る癖が抜けない。一人称『私』。
■鶴見 昭平(つるみ しょうへい/攻)――53歳。商店街の外れでラジオ修理店を営む。りことは預けた側と預かった側の間柄だけで、名前を呼んだことは半年間一度も無かった。自分の身の上は何ひとつ言わない。古い球の在庫を誰より惜しむ男。
※登場人物はいずれも成人(18歳以上)です。


(仕様)
現代・歳の差背徳TL/ヒロイン一人称/本文 約2.92万字(全12章)/体験版で第1章〜第2章(約5,020字)が読めます/挿絵なし・横書きPDF。
歳の差/背徳/執着攻め/騎乗位/クリ責め/連続絶頂/中出し/溺愛
全76ページ

(読みどころ)

・預かり票の番号と屋号で呼び合ってきた半年。名前が出た瞬間に、間柄の名前が無くなる。
・関係の期限は、棚に残った最後の真空管の寿命。切れる日は誰にも選べない。
・『消すのはいつでも君でいい』――終わらせる権利ごと手渡されて、それでも灯を消さなかったのは彼女。
・声を抑える仕事を五年。我慢が仕事だった声が、ラジオの低い音の上で一枚ずつ剥がれていく。朝、直ったラジオが時報を鳴らし、彼がダイヤルの位置に小さな印を刻む。

(ご注意)

・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。

・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
 一部手作業の調整を加えています。

・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
 実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。

・登場する人物はすべて成人(18歳以上)です。性行為はすべて成人同士の合意によるものです。本作はフィクションであり、現実のいかなる行為も肯定するものではありません。

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