道普請で辻の境石を跨いで運んだ私に道祖神さまが『越えた代は置いてゆけ』と祠の内へ引き入れ、新しい石が据わるまで幾夜も孕むほど注がれた話・一話〜

{{ swiper.realIndex + 1 }} / {{ items.length }}
道普請で辻の境石を跨いで運んだ私に道祖神さまが『越えた代は置いてゆけ』と祠の内へ引き入れ、新しい石が据わるまで幾夜も孕むほど注がれた話・一話〜 [クリボーー]
サークル名 クリボーー
販売日 2026年08月31日
カップリング
作者 宇津木 しずり
年齢指定
R18
作品形式
ファイル形式
PDF
その他
乙女向けAI一部利用
ページ数 108
ジャンル
ファイル容量
1.05MB

作品内容

境石は、思ったより温かかった。朝だというのに人肌の温みを持つそれを背負って辻を跨いだ晩、祠の戸が内から鳴った。――越えた代は置いてゆけ。閂を落としたのは、わたしの手だった。

あらまし

山道の付け替えで、辻の境石を動かすことになった。道普請の棟梁の娘・曽根さよ(24歳)は、石工たちが尻込みした双体の古い石をひとりで背負い、跨いで新しい辻まで運んだ。その晩、辻の祠の戸が内から鳴る。名乗らぬ方の戸は開けられぬと言うと、内から道祖神・久那斗と名が返った。開ければ、石と同じ温みの大きな男が座っている。境を跨いで越えた者からは代を取るのが決まりだと言い、『越えた代は置いてゆけ』と告げた。ただし、祠の戸は内からしか閉まらない。閉めるも開けるもお前の手だと、神は動かずに待った。運んだのは自分の背で、石工に代わって決めたのも自分だった。さよは自分の手で閂を落とす。三百年、辻で人を見送るだけだった神は、引き留めたいと、その晩はじめて思うた。行き場もなく三百年ぶん石の内に籠りつづけた温みに祠の内で組み敷かれ、新しい双体像が彫り上がって辻に据わるまでの幾夜、孕むほど注がれ続ける。閂は、いまもさよの側にある。〈第一話〉

人と、人ならざるもの

■曽根 さよ(そね さよ/視点人物)――24歳。道普請の棟梁の娘で、石工が尻込みした境石をひとりで背負った肝の太さ。決めたことを人のせいにしない。一人称『わたし』。
■久那斗(くなど/攻)――辻の道祖神。人の姿では肩幅の広い大きな男で、肌は行き場もなく三百年ぶん石の内に籠りつづけた温み、声は低く砂を噛む。三百年、辻で人を見送るだけだったので、引き留め方を知らぬまま、待つことしかできない。
(人も神も、あらわれる者はみな十八歳を超えています)

読みどころ

・陽の温みではない、行き場もなく三百年ぶん石の内に籠りつづけた熱という、鉱物の温みで押してくる人外の質感描写/・祠の戸は内からしか閉まらず、閂はいつも彼女の側にあるという同意の設計。逃げ場を作るのは戸ではなく、辻の石を自分が運んだという事実/・石工が新しい双体像を彫り進めるほど刻限が近づき、彫り上がった石が辻に据わる日で閉じる十六章

体裁

和風あやかし・人外つがいTL/ヒロイン一人称/本文 約3.9〜4.2万字(全16章)/体験版で第1章〜第3章(約7,900字)が読めます/挿絵なし・縦組みPDF/本作は連作の第一話です。
・ジャンル: 人外/体格差/執着攻め/クンニ/連続絶頂/中出し/孕ませ・妊娠/溺愛
・横書きPDF・全108ページ

断り書き

・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。

・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
 一部手作業の調整を加えています。

・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
 実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。

・本作は道祖神信仰など和の民間信仰に材を取ったフィクションであり、現実のいかなる信仰・風習・強要も肯定するものではありません。登場する人物はすべて成人(18歳以上)です。

サークル作品一覧

作品をもっと見る

販売作品

この作品を買った人はこんな作品も買っています

最近チェックした作品