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作品内容
「お前は、俺のものだ」――処刑台の朝、敵国の王太子が私を奪った。
霜月の朝、霧に包まれた処刑台。
婚約破棄と断罪の果て、私は剣の前に立たされていた。
そのとき霧を裂いて現れたのは、漆黒の髪に銀の瞳の敵国王太子──。
「侯爵令嬢。お前は、俺のものだ」
連れ去られた先は、北方の黒曜石宮殿。
月光塔の最深部に幽閉された私を、彼は「復讐の駒」と告げながら、
夜ごと別人のような独占欲で抱きしめた。
断罪×敵国連行×幽閉初夜。
復讐と愛の二律背反が解けるとき、王太子の「本当の敵」が明かされる──。
ストーリー
瑠璃・フォン・ヴェルディア(21歳・旧侯爵令嬢)は、王宮図書館で母の出自に関する書物を借りたことを口実に、ヴェルディア宰相の策謀により断罪・処刑されようとしていた。
霜月の朝、処刑台の前に乱入したのは敵国ノクトリアの王太子ザカリー・ヴァン・ノクトリア(27歳)。漆黒の髪に銀の瞳の彼は、二十騎の軍勢で瑠璃を奪い、北方の黒曜石宮殿「セレナリア宮殿」へ連れ去る。
幽閉先は宮殿最深部の「月光塔」。ザカリーは「お前は復讐の駒だ。生かすも殺すも俺の気分次第」と冷たく告げる。だが瑠璃には、彼の銀の瞳が「敵国の女」を見ていないことが、知性で読み取れていた。
母が遺した銀のペンダント。十年前に暗殺されたノクトリア母后エレオノーラ。瑠璃の母アネリアと母后の隠された絆。古文書を解く瑠璃の知性が、敵国王太子の「本当の復讐相手」を白日の下に引きずり出すとき──。
復讐の駒のはずだった夜が、独占愛の誓いに変わっていく。
登場人物
■ 瑠璃・フォン・ヴェルディア(21歳・旧侯爵令嬢)
栗色のロングストレート、薄翠の瞳、158cm。王宮図書館の司書見習いで古代ヴェルディア語と東方古文書を解読する知性派。婚約破棄と断罪の末に処刑されかけたところを敵国王太子に奪われる。父の「敵国を知らずに敵国を語るな」の教えと、母から託された銀のペンダントを胸に、敵国の塔で生き延びる道を切り開く。
■ ザカリー・ヴァン・ノクトリア(27歳・敵国王太子)
漆黒のセミロング、銀の瞳、183cm。近衛軍最高司令官にして「黒の王太子」「月光の刃」と呼ばれる冷徹なエリート。十年前の母后暗殺の真相を追い続け、瑠璃を「復讐の駒」として奪うが、内実は彼女を保護し守るために動いていた。瑠璃の前でだけ、銀の瞳に色が宿る。
■ ヘルムート・グラウン・ノクトリア(40歳・側近の隻眼の騎士)
ザカリーの幼少期からの世話役・近衛軍副司令官。十年前の事件で右目を失う。当初は瑠璃に強い敵意を向けるが、彼女の知性と気品に折れていく。
■ ナディア・モリス(25歳・月光塔付き専属侍女)
表向きは事務的な監視役、内面は人情家。瑠璃の異国生活を支え、やがてザカリーへの密かな進言役となる。
■ ヴァルター・フォン・グレイフ(58歳・ヴェルディア宰相)
本作の真の悪役。慇懃な老獪さの裏で、十年前の母后暗殺と瑠璃の断罪を裏で操った張本人。
こんな方におすすめ
・断罪令嬢×敵国連行×幽閉系の異世界TLが好きな方
・黒髪×銀瞳×独占欲ヒーローがたまらない方
・「復讐の駒」名分が解けて本心が露わになる展開が好きな方
・知性派ヒロインが古文書解読で物語を動かす展開が好きな方
・隠れヤンデレ気味(穏健系・暴力NG)の独占愛ヒーローが好きな方
・異国情緒(黒曜石宮殿・東方風長衣・月神教)の世界観が好きな方
・ハッピーエンド・正妃即位・戴冠式エンド希望の方
・甘く激しいラブシーン込みで楽しみたい方
作品仕様
・本文:528P(長編・全10章)
・形式:PDF(縦書き)
ご注意事項
※本作の表紙はAI生成(一部手作業による調整あり)です。
※18歳未満の方の購入・閲覧は固くお断りいたします。
※成人向け表現(R18)が含まれます。
※登場人物・団体・出来事はすべてフィクションです。
実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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