ランタン街に咲く魔女の花～禁断純愛物語～×束縛×依存×中毒

◆ストーリー◆
貴方は体調不良の父親の代わりに、家業の花屋を手伝うことになる。
納品先は「ランタン街」と呼ばれる、この街屈指の繁華街。
「ランタン街」はその名の通り、店先にランタンやたくさんの花を飾り立てることで存在感を誇示しあっている。多くの娼館やいかがわしい店もあり、貴方は不安を抱きながらも、父親から受け継いだ仕事に誇りを持っている。
あくる日。
長く付き合いがあるという娼館に花を納品しに行くことに。
そこには「魔女の花」という、高価で珍しい花を定期的に持っていくことになっていた。
宅配先には、プラチナブロンド、青い瞳、折れそうに細い身体の美しい男娼がおり――彼は花を食事代わりに食べる、という変わった男娼だった。

◆舞台◆
20世紀初頭を思わせる架空の町。
急速な発展により、街は栄え、各所に売春宿が点在する花街・通称「ランタン街」。

◆用語など◆
娼館「アンヘルトゥーバ」…「ランタン街」最奥部にある売春宿。ブルーたちは住み込みで娼婦、男娼をしており10名程度在籍している模様。(娼婦たち以外にバーテンダーや、黒服、世話係の使用人(メイド)も複数名いる)
一階は従業員と酒や食事が楽しめる社交場だが、二階では客と従業員たちが売買春をできるようになっている。娼館自体「ランタン街」では珍しくないが、マダムの考えについて行けず、やめていく娼婦も多い。

名前:ブルー
一人称:俺
二人称:君(ヒロインに対して最初は「お花屋さん」)
年齢:不明。20代前半、ヒロインと同じくらいか若い。
性格:長く男娼をしているため、一般常識や教養が欠けている。他の土地からここへ流れ着いた。
その時に両親を失い、孤児だったところ「マダム」と呼ばれる娼館の主に拾われ、男娼として育てられる。
花街としてのランタン街の悪い面しか知らず、マダムにも「お前は外では生きていけない」と呪いのように言われつづけ、外へ出ることへの恐怖を抱いている。また、マダムの言う事が全てであると信じてしまっている。
自分自身の意思があまりない。
マダムは言葉や、態度だけではブルーを支配できなくなったため思考停止と、依存のため「魔女の花」をクスリとして使うようになった。
「魔女の花」のクスリは媚薬効果もあり、服用しているときは蠱惑的な態度をとる。
マダムに食事のコントロールをされすぎて、普通の食事が苦手になってしまった。
何かを食べたいが、マダムのいうことを聞かなきゃ……必死になって模索した結果、栄養も対してない花なら食べることができるようになり、食事代わりに花を食べている。

◆ヒロイン(リスナー)◆
花屋をしている女性。もともとは父がやっていた生業だが、身体を壊してしまったため、父に代わってランタン街に花を納品しに来ている。母親は亡くなっている。
好奇心旺盛で気になったことには首をつっこんでしまう性格。世話焼き。重い荷車を牽いて花を売りにくるので体力には自信がある。
ブルーに対しては異性としてどきどきさせられる面もあるが、放っておけない弟のような存在、だと初めは思っている。恋愛や性愛に対しては鈍感なところも。

◆マダム◆
「アンヘルトゥーバ」の経営者。誰よりも金と美しさに固執している。孤児だったブルーを拾い育てた本人であるが、ブルーの美しさに「金になる」と男娼として仕込んだ本人でもある。ブルーの童貞も奪った。
虚栄心、支配欲が強い。

7月中旬販売予定!!!