Tenacity -消えかけていた幼馴染の記憶と消えない愛と執着と-

不定期に開催される高級会員制の仮面舞踏会"LustOVE"(ラストオーヴ)。

特別ふしだらな訳でもない
欲求が抑えられない訳でもない

けれども時々満たされない心が目に見える形でナニカを求めてしまう。
心が満たされないと分かっていても
ヒトトキでも身体が満たされれば歪でもナニカになる。

そんな言い訳じみた言葉を頭に思い浮かべながら、あなたは知人に紹介されて一度だけ参加した仮面舞踏会に足を運ぶ。

ここにいる人は皆、少なくとも表面的には紳士淑女で。

仮面を外してはいけない
ここ以外で会ってはいけない
本名を名乗ってはいけない

そんな形だけのルールに守られながらにこやかにお酒を酌み交わし上辺だけの会話をする。

退屈なパトロン気取りの男の話をぼんやりと聴きながら、やはり肉体だけの関係など…と思った時にその男は耳元で厭らしく囁き、腕を掴んできた。

あなたを助け、男を追い払ってくれた彼はとても優しい目をしていた。
穏やかに低く耳の奥を揺らす声も心地よかった。



体の奥が疼くような快感に意識が浮上すれば視界には見慣れない天井。
静かな空間に響くのは何者かの息遣いと濡れた音。

ここはどこだろう…
何が起きているのだろうか…

●トラック1 : 仮面舞踏会という名の(05:23)

「お節介ですが、空になったグラスがずっと気になっていまして…ふふ…なかなか飲み物を取りに行く隙を与えてもらえませんでしたね」

仮面舞踏会"LustOVE"(ラストオーヴ)で容姿端麗な男に出逢う


●トラック2 : 夢か現か失われた記憶か (09:41)

「ふふ、ほんと可愛い…昔から可愛かったけど、大人になってますます…綺麗…はぁ…ぁ…だめです、もっと…ん…」

見慣れない部屋の中に響くのは息遣いと水音だけ…こんなところに来た記憶はない

[プレイ内容　→　クンニ、耳舐め、性器擦り合わせ]


●トラック3 : 佇む男(03:37)

「幼少期の記憶ははっきりと覚えている人もいればすっかり抜け落ちてしまう人もいますからね…致し方ないことです。お二人ともご立派になられました。それだけの年月が経ったということです」

目が覚めると人好きしそうな、いかにも執事といった風貌の高齢の男性がそこにいた


●トラック4 : (不)自由のない籠の中-1 (10:22)

「あなたに恋人がいないか、とかどうやって再会しようかって色々考えていました。あなたは覚えていないようでしたから…あ、でも僕の名前、覚えててくれてたんですよね?」

穏やかな男に世話を焼かれながら過ごす心地いいような異様な時間
男の紡ぐ言葉は、それだけを見ればとても正しいようにも思える

[プレイ内容　→　髪をとく、耳舐め]


●トラック5 : (不)自由のない籠の中-2 (07:58)

「そう、下側、あーんってして見せて?　大丈夫だから、恥ずかしがらなくていいんですよ。僕には全部見せて…ほら」

あなたを愛する男と過ごす眠る前のひととき

[プレイ内容　→　歯磨きチェック]


●トラック6 : ペルソナと野獣 (28:27)

「ほんとにもう…あなたはそうやって勿体つけて…焦らすのがうまいなぁ。…いじめないでくださいって、言いましたよね、僕」

満たされない愛と狂気

[プレイ内容　→　耳舐め、乳首舐め、正常位挿入/避妊具あり、耳・首噛み付き、寝バック挿入/中出し]