卒業は堕ちたあとで

「なんだ?　そんな顔して。まさか、忘れたわけじゃないよな?　自分の教え子を。なぁ、先生」

あなたは7年ぶりに哉太と再会した。今度は家庭教師と生徒ではなく、会社の社長と秘書として。
しかし、哉太は昔の面影も薄れ、雰囲気も違い、まるで別人のようになっていた。

「7年も経てば普通は変わるだろ。外見も中身も。まぁ、お前は全然変わってなさそうだけどな。
……本当、見てるだけで苛ついてくる」

それでも会いたいと思っていたことをあなたが伝えると、

「は?　……会いたかったって、お前がそれを言うのか?　はっ、反吐が出るな」
「お前にそれを言う資格はない。7年前にお前が自分で捨てたんだろ、それを。忘れたのか?」

哉太は恨んでいた。あなたが黙って哉太の前からいなくなったことを。

それからも哉太の態度は変わらなかったが、あなたは一緒に仕事ができることが嬉しく、
つい昔のように接し哉太を苛立たせてしまう。

「何を期待しているのか知らないが、俺はもう捨てたんだ。昔の自分も、昔の思いも、何もかも、全てな」
「たかが1年一緒にいたくらいで俺の全てを知ったような口を利くな。虫唾が走る」

このままではいけないとあなたは7年前のことを話そうとするが、それが哉太の逆鱗に触れてしまい……

「話したら、この7年が変わるのか?　お前が俺の前からいなくなった事実は変わるのか?」
「なんでお前は俺にこだわる?　なんで俺に関わろうとする?
……あぁ、もしかして、忘れられなかったのか?　こっちの方を……っ!」

机に組み敷かれ、服を破られ、腕を拘束され、乱暴に体を弄られ……

「だったら、7年前と同じように犯してやるよ。先生」

過去に囚われたまま教え子だった彼と堕ちていくお話。

※淫語、言葉責め、軽めの罵詈雑言、合意ではない行為が含まれております。

■SEあり (MP3/WAV/SE大きめ/SE小さめ/水音なし/相槌なし)
■SEなし (MP3)
■イラスト (ジャケット/キャラクター)
■特典 (本編視聴後にお楽しみいただくのをおすすめします)
・キャラクター設定 (未公開分追記)
・モノローグ (ショートストーリー)
・日常会話ボイス (もし普通の恋人だったら設定/合計5:08)
　01 - おはよう1
　02 - おはよう2
　03 - いってらっしゃい
　04 - お疲れさま
　05 - 具合悪いのか?
　06 - おかえり
　07 - おやすみ1
　08 - おやすみ2
・キャストトーク (6:02)

総尺 : 117分 (本編106分+特典11分)

収録 : KU100ダミーヘッドマイク/スタジオ
・シチュエーションの臨場感を重視し、リアルな音にこだわりました。
・音量を上げてもクリアに聴こえる音質を目指して編集しております。
・SEは全てフォーリーサウンドとなっております。

※本作品はイヤホン・ヘッドフォンでのご視聴をおすすめします。
※本作品は大人向けの表現を含みます。周囲の環境にご留意ください。
※本作品は全てフィクションであり、実在する団体・人物・事件などには一切関係ありません。
※本作品の無断転載・無断アップロードを固く禁じます。
※本作品に含まれる制作物の著作権は各作者が保持しており、放棄しておりません。

(敬称略・順不同)

キャスト : 天河雄成 (https://twitter.com/amakawayusei )
イラスト : 入谷凌埜 (https://twitter.com/IRYOYA_ )

シナリオ : 杢田あたる
音声編集 : 浮島いつき
制作 : ukiukiworks (https://twitter.com/ukiukiworks )