nanatsukiさんのレビュー一覧

まさかアゼル様とラビエル様に再会できるとは…。予告を拝見し、驚きと喜びで思わず叫んでいました。

予告の時点で目に入るのが美麗すぎるジャケットイラスト。え、天使と悪魔に○ぬほど愛されて眠れないCD?人類の許容量を超えていませんかそれは…と発売前から祭りがスタートしていました。

そして待ちに待った発売日。発売と同時に購入しました。

まず、アゼル様の第一声。変わらないお声と性格に涙するしかありません。しかもラビエル様を前にして舌鋒冴えわたるそのお姿、ますます輝きを放っておられます。

なお、今回は指永さんと金森さんの二人収録とのことで、掛け合いのリアル感が凄いです。

口論ではいかに天使といえども性処理専属悪魔には敵わないなあ…と思っていると、舞台はレストランへ。アゼル様と食といえばゲテモノ(失礼)かと思いきや、今回はラビエル様のおかげでちゃんとした料理が食べられたっぽい?と思考が横道に逸れたところで、ラビエル様ダウン。(アゼル様、一服盛りました…?)

しかし天使も負けてはいません。アゼル様を結界に閉じ込め、形勢逆転です。このままラビエル様の勝利で終わるのか…とハラハラしていたところに、アゼル様が華麗に復活します。ここからが共通ルートの真骨頂、3○シーンなのですが、絶対に聴いていただきたいのがtrack04の2分20秒。アゼル様の勝利を確信した瞬間でした(私はここを鬼リピしています)。

本作は個別ルートも用意されており、全方向に福利厚生が行き届いているのですが、アゼル様の眷属に聴いていただきたいのがやはりアゼル様個別ルートです。アゼル様の魅力全盛りな上に新たな謎や秘められた過去まで…。(goat先生、まずは過去編、そしていつか天使抹○編をご執筆いただけないでしょうか…!)。

甘々・ドS・複数プレイ…この世のすべてがここにあります。進化し続けるSlame様に、これからもどこまでもついていく覚悟です!

という名言がありますが、この台詞を残したキャラクターの末路は皆様ご存じの通りです。軽々しく人間をやめてはいけない。

にもかかわらず、この作品のリスナーの中には、人間をやめ、あまつさえ自ら食料となっている方が続出しており(先達のレビュー参照)、危険すぎるのではないかこの作品は…と購入を決意しました。

「こんばんは」という挨拶とともに現れた上級淫魔ルチーリエ(以下、自称ルーちゃん。自称ルーちゃん!?可愛いかよ…)。
淫魔って?淫紋ってどんな効果があるんですか?(知ってる前提で話されても…)とか質問が矢継ぎ早に浮かびますが、ルーちゃん(cv.指永さん)のお声があまりにエ○すぎて、ツッコミや常識が雲散霧消していきます。まだトラック1なのに。

ルーちゃんは人間を堕とすのにじっくり時間を掛けるタイプのようで、トラック2でも最後まで致してはもらえない模様。そんな焦らし上手のルーちゃんの性技に翻弄されているところに、「私に負けて、――○んじゃえ」という名台詞が登場します。もうこの時点で人間をやめてもいいかという気持ちに9割方なっています。

最終トラック。ついにルーちゃんから「人間やめて、ルーちゃん専用ごはんになってもいいの?」というお誘いをいただけることに。やったー!!今日から先達の仲間(食料)です。新人ですがどうぞよろしくお願いいたします。

続々と人間をやめさせ、食料へと堕とすことができる指永さんの演技には石○面の力が秘められていると思いました。そんな指永さんのお声から淫語とおほ声が次々と発せられるこのスピード感…! 脳天から背骨まで電流が流れているような感覚が駆け巡り、最高にハ○になれます。

なお、とはいえ当方は元人間なので、いずれはルーちゃんとのお別れが来るのか…と悲しんでいたのですが、どうやら泣かなくてもいいらしい!?(Ci-en参照)いぬかわ委員会様の手厚い福利厚生に深謝申し上げる次第です。

指永さんの魅力は無限にある訳ですが、この作品は、数ある魅力の中でも、1.答弁(シチュボ史上初)、2.広島弁(タイトル回収)、3.癒しボイス(行為中のお声が心地よすぎる)が堪能できる超豪華セットとなっています。

まず、答弁について。佐地市長(37歳)の能力が遺憾なく発揮され、しごでき感満載です。37歳といえば中間管理職世代。昭和と令和に挟まれ、上と同様にモーレツ(死語)に労働しつつ、下に対してはあらゆるコンプラに気を遣いながら生きている世代です(※一般論です)。そんな中間管理職世代にとって、時に冷静に、時に皮肉を交えつつ、旧態依然とした上の世代をやり込める市長のお姿は一番星のように光り輝いてみえます。なお、私は毎日、この答弁を聴いてから仕事をスタートしています。市長、日々の仕事への活力をくださり本当にありがとうございます。

そして、答弁終了後、記者(ヒロイン)と面会する市長。答弁時とは打って変わって優しげな紳士という雰囲気で、このギャップに落ちないヒロインはまずいないと思われます。そこに畳みかけられる広島弁…!完堕ちです。

しかし、市長の魅力は留まるところを知りません。市長は行為の際にヒロインに薬を盛るのですが、既にヒロインも市長に好意を抱いていることは間違いないだろうと思われるにもかかわらず、ヒロインの気持ちを確認することにまだ臆病な気持ちがあるのでしょうか(作品紹介中の「可哀そうな男」というご指摘に頷くことしかできない)。ここに市長の人間としての弱さが見えたような気がして、市長への愛おしさが募りました(※一般社会では犯○行為です!)。

市長の魅力を伝えるには文字数が足りませんが、雨に濡れたスーツ姿のエリートが玄関先に立っていたらもうやることは一つしかないだろうと思いました。最高のシチュエーションと絶妙な人物設定、そして答弁内容を執筆されたgoat先生に万雷の拍手を送りたいです。

かつて、三浦し○ん先生はエッセイで「少女漫画の域を超えた傑作という褒め方は少女漫画に失礼だ」と憤慨されていました。
この作品もつい無意識的に「シチュボの域を超えた傑作」と評したくなりますが、やはりそのような言い方はシチュボに失礼なので、改めて「シチュボの可能性は無限大だと思わせてくれた最高傑作」とタイトルを付けさせていただきました。

本作は、ホストにハマり借金漬けになったヒロインが、取立人のナオキから交換条件を出されて彼の女となり堕ちていく(本当の意味で)という、もはやクライム・スリラーです。
最終的にナオキ視点でストーリーが締めくくられるので、本作の主人公をナオキと考えると、クライム・ミステリーやサイコホラーに分類しても良いかもしれません。

このナオキなんですが、極悪人です。悪人は、環境のせいで悪に染まってしまった人間と生まれつきのサイコパスに大別されると考えているんですが(同シリーズであるTaboo/Drugのヒソカは前者かと思いますし、幽○白書の左京は後者、ハン○バル・レ○ター氏は両方にあてはまるでしょうか)、特典SSを読む限りでは、ナオキは完全に後者のタイプです。
なお、ナオキ自身も悪である自分や自身の周りの悪を俯瞰してみているところがあり、そこがまた退廃的な魅力を感じさせます。

そしてなにより指永さんの演技が神すぎる…!物語が進むにつれて徐々にナオキが本性を現し、最終トラックでついに真の姿を見せるんですが、そこに至るまでの演技がまるでジェットコースターで、視聴後、ここが劇場だったら観客はスタオベするか椅子から立ち上がれないかのどちらかに分かれるなと思いました。

誇張ではなくほとんど毎日聴いていますし、(同様の方も多いと思いますが)この作品で指永さんに沼落ちしました。
Destruction様、指永さん、こんなにも素晴らしい作品を生み出して下さり本当にありがとうございました!!

指永さんといえば、知的で優しい大人の男性といったイメージかと思いますが、雄みのある役も最高にセクシーなんです!(皆知ってる)
そんな指永さんのオラオラ系獣人バンドマン…!?買うしかない!と購入しました。

トラック01。(カイ君、一人称俺様なんだ(最高)。お声、普段よりハスキーでワイルドだな。獣人だからかな…)と聴いていたら、「今宵のハイライト、獲物を決めてねえ」と言われいきなり指名されるヒロイン。
(ア○ト○オ猪○氏のビンタとか男○ディ○ノ氏のキスみたいなパフォーマンスの相手に指名されたのかな?)と思っていたら、「後でたっぷり可愛がってやるぜ」??
(え、今がビンタとかキスのタイミングじゃないの…?)と、あらすじを確認してみると(あらすじを読まずに購入する人間)、「カイは、ライブ中にお持ち帰りする女を選ぶ」???
(そんな!ネットが炎上してしまう!大丈夫か、このご時世に…)と不安になりましたが、(少し前の時代設定かもしれない。大丈夫だろう!)と一瞬で気を取り直して視聴を再開しました。

VIPルーム。ライブははじめてで友達に誘われて来たと告げるヒロイン。私がカイ君だったらここで謝り倒しますが、カリスマバンドマンはそんな一般人みたいな真似はしませんでした。そこからすれ違ったまま行為がスタートしますが、色々あって(このシーン、ヒロインのおもしれー女(ネットミーム)感が満載なのでぜひ購入して実際に聴いてほしい!)行為を中止するカイ君。

その後(トラック02)、ヒロインに徐々に心を開いていくカイ君は本当にかわいいです(必聴です)。
また、トラック03の告白からのえ○ち&トラック04の恋人になってからのえ○ちはとにかく甘くて最高です(普段非合意ばかり聴いている人間には清水のように滲みました…)。

俺様キャラが心を開いていく様子が本当に最高なので、俺様キャラ好きの方に全力でおすすめしたい作品です!!

前作からのファンで続編のお知らせに狂喜乱舞し、発売日まで全力で待機していました!

指永さん演じる深見さんが残り二人もドン引きレベルのドSキャラなんですが(でも上品で物静かなお声なので頭がバグる)、「昔から拷問のやり方とかそういった本を読むのが好き」という一言で「私も!(なんなら今も好き!!←永遠の厨二病なので)」と共感MAXになり、その後は深見さん目線で楽しく作品に没頭することができました。
深見さんの「話し合い」という表現、映画ゴ〇ド〇ァーザーの「断り切れ〇〇条件」みたいで最高にクールだなと思います(積極的に使っていきたい)。

ちなみに、サークル様情報によれば、深見さんの役職はスーパーバイザーとのことで、「外資系なのかな、どんなお仕事なんだろう」と思っていたのですが、最後まで聴いてもよくわかりませんでした(就業時間中ヒロインはほぼずっと玩具を入れられていたので)(この会社は大丈夫なのか)。

全編通してチームリーダーとして羽柴さんと乃木さんに指示を与える指永さんが最高にかっこよくて、前作で指永さんが演じられたロウに「よかったね」と肩を叩いてあげたい気持ちになりました(そういった意味でも楽しかったです)(ロウと真逆の役柄ですが、どちらも最高にハマっててセクシーでした…!)。
とにかく可愛い(でもやることはエグい)乃木さん&オラオラ系だけどリーダーをきちんと立てる羽柴さんも、前作と全然演技が違っていらして、改めて声優さんって凄いと思いました(乃木さん、素晴らしい喘ぎ真似を本当にありがとうございました)。
ぜひこの座組でシリーズ化していってほしいです(次は羽柴さんがリーダーでしょうか)。

霧雨よいとさんにハマり過去作をリピる日々に飛び込んできた最新作…!発売日に購入しました!

事前情報とイラストからコメディ作品なのかな?と思っていたら、甘々もあり、後半には鐘音くん攻めもあり、SもMもコメディも甘々も楽しめる全部乗せ作品でした(warm bath様って霧雨よいとさんの魅力を引き出す天才だと思う)
鐘音くんは基本敬語なのですが、敬語が外れる瞬間が可愛すぎてヤバイです(いや、敬語も可愛いんだよな…!)(つまりずっと可愛い)

また、付録のシナリオは他のシチュCDによくある台本とちょっと違う形式で、鐘音くんの内心の声がわかるようになっており、読むと鐘音くんリアコになれます(鐘音くんのツッコミがとにかく可愛い)(何回「可愛い」って言ったかわからないですが、本当に可愛いんです信じてください)!!

主人公の方は即オチ2コマをキメるために鐘音くんを突然襲ったりミントタブレットプレイをしたりと色々ぶっ飛んでいますが(でも後半はデレもあって萌える)、鐘音くんはちゃんとデートして恋人になりたいと願うシチュボ業界には珍しい常識人なので、シチュボ初心者にも全力でおすすめしたいです(でもそこから霧雨よいとさんにハマって理性崩壊したり執事にからかわれたりしてほしい……)!!!