よもみつさんのレビュー一覧

全編えっちですが、特にトラック1が最高!
とにかく、「演技と素の境界がぐちゃぐちゃになってる」演技が上手い…!(?)
「生配信」系のシチュが好きな方はここだけで元取れるんじゃないかと思います。取れました。

オナホを使いながら、リスナーに向けて無理やり風やいちゃ甘風の「妄想えっち」、ごっこ遊びをしてる最中に、気持ち良すぎてつい素のリアルな”オス声”が出ちゃう瞬間の倒錯感が本当にえっち。
フィクションなのに妙なリアリティや生々しさがあり、本当にそういう配信を聴いてるみたいな不思議な質感でした。

トラック2以降の展開ももちろん最高!
しっかり「会社の先輩」をしている日常風景が丁寧に入ることで、彼の裏を知ってる背徳感が凄い高まる。
「会社の先輩のお部屋でえっちしてる」状況自体は健全(?)なのに、「昨日は俺をオカズにしたんでしょ?」って”裏アカ男子ユウくん”の責め方の所為で、ものっっすごいインモラルな事をしている気分になりました。
ヒロインちゃんが気持ち良くなればなるほどユウくんも”マジ”で興奮して快楽に夢中になっていく様子が、低い声の本音感・高く上擦っていく喘ぎ声から伝わってきて…えっち!!!
少し汚喘ぎ気味なのも、なんだか生々しく感じました。

リアリティある非日常感、甘々な背徳感に溺れたい方に是非オススメです。

宮城くんの健気で純粋な恋心の清らかさと、えっち内容のどすけべ変態加減のギャップ。
聴いてて頭がヘンになりそうでした(最高)

お嬢様に仕えるメイドになりきって、敬語でご奉仕シてる最中に、時々「片想いしてる女の子に触れてる」男の子の興奮が混ざって素の口調に戻ってしまう所、きゅんとします。
でもすぐお嬢様にも自分のM心にも負けちゃって、敬語に戻ってぐちゃぐちゃに気持ち良くなってしまう、その同年代男子⇔ドMメイドの間で揺れる倒錯感が堪らなかったです…!

あと、されてる事・感じてる事を全部言葉にして、それで言いながら自分でどんどん興奮していっちゃう様子がめちゃくちゃえっち!
メイドさんなのに喘ぎがたまにオスになっちゃう所もみっともなくて可愛い。

男の子が沢山感じて頭めちゃくちゃになってる所が聴きたい人には本当にオススメです。
「逆転無し」に偽りなく、宮城くんはずっと受け側。かつ、宮城くんへの逆挿入要素も一切無いので、苦手な方も安心だと思います!

彼からは「ピヨ」、自分からは「こーちゃん」
幼少期と同じ呼び方をしながら、言葉巧みに”遊び”に誘われるの、イケナイことをしてる感に溢れてて最高!最高でした。

えっちな事してる最中も「ピヨちゃん」呼びで揶揄ったり、わざと少し下品な言い方で気持ちよくなってるトコを言われたり、これからどんな事されちゃうのかを想像させられたり…。
こーちゃん、言葉でのイジワルが上手過ぎる。

でも不意に優しいお兄ちゃんの顔になって、ヒロインちゃんの身体を気遣ったり、お世話してくれたりもするこーちゃん。
ちょっとズルくない??
好きで堪らないのが滲んでる声であやされるのちょっと…ヨクナイと思う!!(とても良い)

Tr3はイケナイ夜遊びえっち、Tr4は告白後の両想いえっちで、二味楽しめるのも良かったです。
想いを乞う必死さがあって、ぎゅっと切ない夜遊びえっち。
それに対して、両想いえっち中は熱に浮かされたみたいな喋り方&低く掠れた声で、「お兄ちゃん」じゃなく「男の人・雄」を教えられます。
シてる時の声色で関係性の変化感じられるの、シンプルに凄い。

あと、細かいシーンですがヒロインちゃんに「好き」をおねだりして焦らしながらの囁き&耳舐めがめっっっちゃ良かったです。
いなりうづきさんの耳舐めはテクいんだ…!

イジワルなお兄ちゃんが好きな人には是非オススメです。

無知で無垢なまま嫁いできたヒロインちゃんを、嬉々として自分の色に染め上げていくクラウス様。
それはもう全編ずっっっと幸せそうで、溺れるほど愛が溢れてます。

「閨事に関しては、拒むことは許さない」
契約結婚だから、お役目からの言葉かな?と思えば、この最初の”誓い”を何度も引き合いに出して言葉を引き出そうとしたり、楽しそうに快楽で追い詰めてイジワルしたり。
クラウス様、S気質あって大分タチ悪い男だ…!
しかもとろけた甘々な声から一転、冷たい声で「言いなさい」って命令されるので色々ズルい。

声色の使い分けは、行為中以外でもめちゃ良かったです。
全編通して低めでクールな声なのは変わらないのですが、ヒロインちゃんとそれ以外の人間に対する声の冷徹さが全っ然違う。
ヒロインちゃんだけがクラウス様の特別なんだなって声色だけで解らされます。

それなのに、最初から言葉の端々に執着心や独占欲が伺えるのに、クラウス様は「契約だから」で誤魔化して中々直接な好意を言葉にしないので、ンモー焦ったいこと…!
ヒロインちゃんには何度も何度も「好き」って言わせたがるのに…!
焦らしに焦らされた分、Tr5でついに想いが溢れて”タイトル回収”された時はめっっちゃ胸がキュンとしました。
良かったね…!クラウス様…!(涙)

あと、この作品で特徴的だったのは、行為中のクラウス様の言葉遣い。
ヒロインちゃんの身体を花や宝石に喩える、耽美な言葉選びをされていて、露骨な辱め表現や淫語が(多分)一切無いです。
とろとろぐちゅぐちゅにどえろい事してるのにどこか清らかさや美しさがあり、クラウス様の雰囲気や世界観が壊れないように丁寧に表現が練られていて、とても素敵でした。

白騎士様の不器用でイジワルで真っ直ぐな愛と、ファンタジーな世界観にどっぷり浸かりたい方にオススメです!

ジャケ絵通りの「糸目の神官様」ジェレミーさん
声も言葉もとっても優しいのに、どこか傲慢さや倫理観欠けてる感じがあって薄ら怖い(最高)

「人の心の声が分かるから、ヒロインちゃんが自分を好いているのを知っている」を論拠に、僕たちは想い合っている・愛し合いましょう!^^してくるジェレミーさん。
その「愛」を語ってる時の声が恍惚としてて、ちょっと向こう側イッちゃってる感じで、多分ヒロインちゃんの10の好意を勝手に100くらいのボリュームで聞いて思い込んでそうなポジティブ感がある。
ヒロインちゃんに挿入してからはもう思い込みから確信にまでいってて、その瞬間があまりにも嬉しそうで、少年のような無邪気さすらあります。かわいいです。

基本は高めで優しい声のジェレミーさんですが、行為に溺れていくと「糸目が開眼した」的な雄みある低い声も混じってきて、大変良い…!
決定的な言葉を欲しがって、甘い囁きが切望に変わる時の声色の変化が特にときめきました。
いなりうづきさんの表現力、凄い。
すごく凄い。
耳舐めの音もなんか近くて深くてどえろいです。
吐息にすらねっとり絡みつくような濃ゆさがあります。
音に質量が有る…(錯覚)

あと、これはいなりさんの声質の特徴なのかな…?と思うのですが。
甘ぁく上擦った声色の時にも、ベースに低く深い響きがあって、やたら聴き心地が良くて酩酊感あります。
ずっと聴いてるとフワフワしてくる声で、でろでろに甘い語り口で、「君と僕はこんなにも相思相愛なんですよ」をたっっっぷり浴びせられ続けるので段々「そうかな…?そうかも…」になってきます。洗脳される。

シてる要素だけで言えばガッツリ「無理矢理・拘束・ヤンデレ、執着攻め」なんですが、「甘々とろとろラブラブえっち」だったな…の印象が強く残りました。全然鎖の音してるのにね。

怖い脅しは一切無し!溢れたド重い”””愛”””のみで堕とされたい方にオススメです。