藤のもっぷさんのレビュー一覧
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:31件) |
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2024年04月08日
今や王道となりつつある「異世界転生モノ」。
今作もその例に漏れず、現代日本から転生してしまったヒロインと、彼女を見つけ助けてくれた永臣さんとのラブストーリーです。
適応力の高さでなんでも乗り越えていくヒロインと、それを微笑ましく眺めている永臣様。
彼がヒロインちゃんに恋をするまでそんなに時間はかからなかったようで……。
立場を利用しつつ彼女に近づく永臣さんですが、そんな彼との交流の肝は題名の通り「焦らされ」。
なかなか自分の思いに気づかない鈍感なヒロインちゃんのある状況に業を煮やした永臣様からのお仕置きえっち。これがまあ、容赦ない。
ヒロインちゃんが何を言おうがどんな反応をしようが一切自分のペースを崩さず責める責める。
高貴な立場故の余裕とマイペースさに存分に振り回されちゃってください。
けれどこれはあくまでも「愛ゆえ」。
泣き出した彼女を見てようやく頭を冷やしたり、結構真剣に反省したりする様子は素直に可愛いな、と思ってしまいました。
そんな永臣様には「ひみつごと」があり。
台詞の端々に引っかかるものがあったら、是非特典の台本で答え合わせをしてみてください。
2024年04月08日
意地悪は意地悪でも、「甘い」意地悪。
これに尽きます。
ヒロインの許嫁であるジークさん。
とにもかくにも、ヒロインちゃんのことが大好き。
目に入れても痛くないのだろうなということは想像に難くないです。
彼女と他人とでは話す声のトーンすら違うんですもの。
日常パートもベッドシーンも愛情でドロドロに溶かしてくれます。
私この人の許嫁で幸せだなぁ、と思えること間違いなしです。
とは言え、土門さんのセクシーさは健在。
甘々ではありますが、全く手加減は無いです。
やっぱり「意地悪」なのは事実です。
最後のトラックでの孕ませ宣言はなかなかギュンと来るものがありました。
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2024年03月10日
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2024年03月10日
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2024年02月05日
2024年02月05日
付き合いでセクシャニマルの世界に足を踏み入れたヒロインを出迎えてくれたのは、優し気な蛇のお兄さんでした。
マダラさん、学生で学費のためにバイトとしてセクシャニマルを勤めています。
けれど、ヒロインを無理矢理誘うこともなく、寧ろ彼女が良い思い出を持って帰れるように取り計らってくれるなどとても気遣いができるお兄さんです。
そんな彼の力になれればと彼を指名するヒロイン。
両名共に、「仕事」としての付き合いから内面に惹かれていくまでの心の動きがとても素敵でした。
個人的に一番好きなのは、マダラさんが自分の仕事に誇りを持っていること。
ヒロインに対し、自分のプライドを語るシーンはシンプルにかっこいい人だなぁ、と思いました。ヒロインちゃんが恋するのも納得。
プレイは蛇らしいひんやりした体温や鱗、題名の通り「2本の×××」など、人外らしさもふんだんに出ています。
獣人に甘やかされたい方にはおすすめです。
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2024年01月09日
結婚できないと焦って駆け込んだ結婚相談所。
そこで出迎えてくれたのは、成婚率100%を誇るイケメン相談員さんでした。
柔らかな物腰、優しくて丁寧な話し方。
結婚相談所なんて初めてで緊張している自分に優しく寄り添い、休日でも疑似彼氏として自分のためを考えて動いてくれる人。
それが三春智輝という相談員さんです。
まるで王子様のような人。
普段の相談から疑似デートまで完璧で、ドキドキの連続です。
……というのは彼の仕事人としての顔。
素は仕事人間。「100%」という肩書を失わぬため、ヒロインのことを鬱陶しく思っており、夢見がちな彼女に呆れ気味。
数字を保つためならどれだけでも外面を作れちゃう、そんなタイプ。
あまりにも夢見がちな彼女に呆れてしまった三春さん。
相談員としては変わらず担当しながらも、嫌味や皮肉を飛ばしてきます。
そんな彼ですが、決して嫌な人ではなく。
皮肉交じりでもヒロインのデートに付き合ってくれるし、彼女の要望も聞いてくれる。
努力を怠らない彼女の姿勢は素直に尊敬しているし、だからこそ少しずつ惹かれていく。
投げかけられる皮肉も、呆れが前面に出た台詞から、カップルの微笑ましい会話に変わっていく。
ベッドシーンは本編2回。
ヒロインの大胆なお誘いで彼女の家に上がった2人。
初めてのことだらけの彼女が傷つかないよう、体にも心にも気を遣いながら優しく触れてくれます。
呼び方を指定する台詞、そして最後にさらりと囁かれる台詞の破壊力たるや。肩書や素直になれない性格に囚われている三春さんからの最大限の愛情の威力、すごいです。
2回目は正式に恋人になってからの2人。
初々しい恋人としての2人を見て、きっとこのカップルは上手くいくだろうと思わせてもらいました。
特典は結婚目前の2人。
相変わらず夢見がちなヒロインと皮肉交じりな智輝さん、そんな2人が幸せいっぱいに過ごしていることが分かってこちらまで幸せな気持ちになれました。
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ひょんなことから異界に迷い込んだヒロインちゃん。
彼女を助け、気に入ってしまった蛇神様:白嶺。
そんな二人の不思議な恋物語です。
今回のお相手は人外ということで、規格外なプレイがてんこ盛りなのが魅力です。
あらすじにもあるようなヘミペニスはもちろんですが、吸血やディープキスもあり。
特にディープキスは「喉まで舌が届く」という蛇ならではの設定ですが、本当に舐める音が喉から聞こえてくる気がするからすごい。めちゃくちゃキスされてる。
規格外ではありますが決して無理矢理感は無く。
ベッドシーンは計3回ありますが、全てにおいて白嶺さんのお声が優しいのなんの。
それも、必ず体は痛まないか気遣ってくれたり、お礼を言ってくれたりします。決して独り善がりじゃないんです。優しい。
演じる皇帝さんのお声も艶っぽい、しかも和装が似合いそうな艶で、すごく物語に没入できました。
ヒロインに対し「魅力を感じる」程度だったのが少しずつ狂愛に変わっていく、けれど人の子を愛する神様である彼の本質は何も変わらない。そんな彼の変化が丁寧に描かれています。
ベッドシーン・ストーリーともに本当に大満足でした!
ありがとうございました。