トナミさんのレビュー一覧

目を閉じて聞いていると場面の絵が浮かんできそうな繊細なキャラクター設定と、BGMの選曲が秀逸で。スッと引き込まれました。そして神宮さんの関西弁!!!ちょっと強引でマイペースでズルいけどその自覚はあって、でも一周回って不器用なところもある融さんは、本当に春一番のような人だなと。でも交友関係狭くて純粋なお友達がいない(笑)っていうところが、【明るいコミュ症】って感じ。脛に傷持つからかも知れませんが。その辺も大変おいしく。スイッチ入った状態で囁くのと、意地悪するのと、口に【なんか】含んでる演技が暴力的なまでに最高に色っぽい。耳が死ぬ、ありがとうございました←(劇中劇の妄想絵も浮かんでました絶対かっこいい、小劇団の看板俳優さんかな)。そして、その融さんに翻弄される、純粋で素直で真っ直ぐな幸哉くん。でも流されるだけではなくて、ちゃんと融さんのいい所も悪い所も受け入れて一緒に歩もうとする芯の強さが男前だなと。根っこが強いのは幸哉くんのほうではないかと思いました。でもかわいい(笑)普通そこで許すか!?っていうのも許しちゃうとこが真面目すぎて初心でちょろくてかわいい、キャラクターもお声も、もう全部かわいい、その反応全部アウト、煽りすぎ天才ってくらいぴゅあでえっちでかわいい(笑)そりゃ融さんもハマりますよねって。女子は…、樋口さんは気付いてなくてもお友達は絶対気付いてたと思うんですが、周囲の誰も彼氏がいるって教えてあげなかったのが酷いwそしてマサヤさん!!!最初からもう、こんな気遣いできて面倒見がよくて、でもサッパリしてて、なんなのこのオネエさん最高かと思ってたらアパレルショップの店長さんとか、設定も最高だった。接客業やってるから初対面からあんな気遣いパーフェクトなのかな。ちゃんと舞台見に行ったこともあって事情知ってるのもよき。もちろん秋月さんのオネエさんボイスも最高でした!!

神宮厚生さんのオネェさん!しかもオネェさんと執事と住職!?ということで、発売前から楽しみにしていました。繋がってないようで繋がっている三つのやさしいストーリー。全年齢ものでこんなにキュンキュンしたのは久しぶりでした。神宮さんのオネェさんがかわいすぎます。キレイなオネェさんから男に戻る瞬間が最高です。主人公が傷つけられると秒でキレるのも。この絵師様の絵で梓さんのまじおこブチギレ顔と蓮さんのデレ顔がみてみたいと思いました。執事さんも住職さんもよかった。乙女ゲームだったら逆ハーレムルートがほしいところでした(笑)今日は疲れたな、なんかうまくいかなかったな、という夜におやすみ前に聞くと癒されますね。欲を言えば浄霊シーンの住職さんのカッコいいところがもっと長めに聞きたかったです。

冒頭から、『お金払ってこんなお店にきちゃってる』という緊張と期待がリアルに感じられて、めちゃくちゃドキドキしました。そこにこの言葉責め。心も体も巧みに支配されていき堕ちていく、お金払ってしてもらって、堕ちていくのが聞いてて気持ちいい。聖斗さんが出勤してなかった日、主人公は、自分にしたように他のお客さんともホテルに行ったんじゃないかと疑ったからその日は他のキャストを指名したんじゃないかと。そして期待通り、嫉妬してくれた。彼女はもう破滅するまで戻れないと思います。甘やかす時といじめる時の神宮さんの声も素敵でした。

こんなに幸せになれるNTRがあろうか、というくらい萌えました!つかささんもめっちゃいい声で、脳内妄想ではめちゃくちゃイケメンなスチルが浮かんでいました。十和くんもただ腹黒なだけじゃなく一途な面がたまらなくいい。その一途さが、執着心が、たまらなくゾクゾクする。全て鷹取さんのお声の破壊力とあいまってドキドキが止まらなくなる世界でした。最後に、つかささんへのハニートラップは成功してしまったのかどうか、気になって夜しか眠れません…(笑)

シャワーシーンの独白と一人えっちが切なくてやりきれなくてでも最高にえっちでした。普通の、年頃の青年として、告げられない片思いと、Ωであることの葛藤を抱えながらも常に明るく前向きで、人に優しい翔太くん。あの日から心の時間が止まったままの晃臣くんとの再開。本当はずっと寂しかった彼の心の氷が、翔ちゃんの強引さと明るさで徐々に溶かされていくのが、とてもよかったです。かわいいだけでなく男前なところもある翔ちゃんが、直樹くんを傷つけられて『晃臣!!』と声を荒げるところ、最高にかっこよかった。色々振り回されても結局許しちゃう時の臣ちゃんの笑い方も好きです。翔ちゃんに抱き締められながら泣くところ、ずっと押し殺してきたんだろう感情が溢れて止まらない感じで、本当に昔のままの『泣き虫臣ちゃん』なんだなと。回想シーンの幼少期の臣ちゃんとイメージがかっちり重なった瞬間でした。あと、ツンな時とデレる時のギャップがすごい。そこがかわいい。臣ちゃんが『翔ちゃん』と言う時の破壊力。翔ちゃん役の冬木さんもすごくいい声で、これが初BL作品とは思えなかったです。ハッピーエンドなのに切なさもあって、キュンキュンしっぱなしでした。あれから10年後の直樹くんの姿と高畠先生への変わらない想いも、切なくてよかった。気になった方は是非、シリーズ通して聞いて欲しいと思います。

東北人ですが、正直、東北弁でここまでキュンキュンできると思ってませんでした。玲王くんがものすごく人懐っこくてかわいくてかっこいいし、どこかリアルさを感じさせるストーリーもよくて冒頭からグイグイ引き込まれました。劇中劇の舞台観に行きたいくらい(笑)仙台弁トラックと標準語トラック両方聞きました。どちらも好きですが、仙台弁のほうがより純粋な感じで標準語のほうがかわいさの中にかいま見える男らしさがより引き立つような気がしました。言葉の力、方言の力って、すごいですね。すごくあったかくて幸せな気持ちになりました。

悪堕ちものの音声作品、はじめて購入したんですが、本当に【囚われ】そうな甘さで、聞いててとても幸せでした。

セイルくんかわいすぎ!!!

純粋な少年のふり、聖騎士、魔族の本性全開の姿と、声優さんの演じ分けも素晴らしかったです。

理性を失わされ欲望むき出しになっている聖騎士様が哀れで愛おしく。

それほど聖女のことを愛していたんだなと思うと切なくもあり。

こんなことにならなければ一生想い遂げることはなかったかもしれないのだから、これはこれで彼にとって幸せだったのではないかとも思えたり。

自分の頭で考えることを放棄してるのなら、支配されるのが光でも闇でも、幸せならそれでいいんですよね。

セイルくんは、ずーっと上機嫌で遊んでいるかのように、お気に入りの猫をかわいがっているかのようにとても無邪気で、それゆえの残酷さに、無邪気さに隠された【毒】につい引き込まれて酔いしれてしまいます。

それに彼は彼女に、物理的に痛いことは、何もしていない。

むしろ、不自由な枷から外してくれて、心の底にあった願いを叶えてくれたかのように思います。

神と人間に絶望したことがあるからこそ、神様よりも優しい悪魔。

声優様のお声もあって、本当に耳が(幸せすぎて)死にそうでした。

終盤で明らかになる、彼女への執着(あい)以外の事情がまた甘美さを引き立てる感じで、とてもよかったです。

この作品ではじめてインフェルノ様のことを知ったのですが、シリーズ通して聞くともっと色んな事が分かってより深く楽しめるのでしょうか。

素晴らしき悪堕ちの世界、ありがとうございました。

イケメンから、『落とし物ですよ』と花を差し出されるとか、鷹取さんの京都弁の破壊力と相まって、冒頭から最高でした。誘い方に品があって、優しくて気遣い完璧で、聞いたところで帰す気はないだろうに、本当に帰らなくていいのか確認してされるところも、えちえちなところも、全部が最高過ぎました。花のことも、女性のことも、よく知り尽くしてる感じなのに、『お赤飯』って…!!!完璧な人の無邪気な一面、かわいすぎて、本当に罪です。全ての方言好きの人に聞いてほしいと思いました。京都弁最高!!!

高三の時、はじめて恋した人は、姉の夫になる人だった。ー出会いの瞬間から、もう切ない。誰にも言えなかった気持ち。大切な家族である姉への思い。一日ごと、膨らんでいく恋心。大切な人を亡くした友人との再会。誰も傷つけたくなくて、想いを殺し続けていた智くんに、友人が残した「好きな人には好きって伝えておかないと、後悔する」という言葉。それでも悩み続ける智くんに、チャンスが。それは千歳さんがずっと狙っていた瞬間だったかのような。はじめて二人きりになれたその瞬間を、絶対に逃がさないという肉食獣のような、想い。奥さんのことを考えたら、確かに最低な人なのに、智くんに対する思いはとても一途で真剣で。『ずるい人』という言葉では表現しきれなくて。一度全トラック通して聞いた後、小説を結末から読むように、千歳さんの想いを知ってからもう一度聞くと、切なさが何倍にも増します。…特にえっちシーンは(笑)待ちきれなくて切羽つまってた感じ。ずるいけど純粋な獣、のような。あと智くんが、ひたすらかわいい。最初はおびえてたのに、無自覚に煽りまくるし。声優さんもとてもいいお声で。シリーズものとは知らずにこの作品から購入してしまいましたが、シリーズ全編通して聴くと、また新たな発見があるのかもしれません。

ずっと楽しみにしていた志津くん、やっと全部聞けたー!!もうとにかくかわいい。どこまで計算なのか、ヒロイン以外の女の子の前でも普段からそんなに甘えん坊なの?って不安になるくらい、かわいい。どれだけえっちなことしてても、子犬と子猫がじゃれあってるみたい(笑)かわいいは狂気ってくらいかわいい。なのに、ちゃんと”男の子”で、誰よりも紳士で、誰よりも、男前。純粋さとあざとさのバランスが絶妙。雄の『プライドを飲み込んで』でも、『受け入れる、ほどの深い愛』。ふたなりモノの作品を聞くのははじめてだったのですが、こんなにも欲張りで、こんなにも優しい愛は他にないと思います。こんなに優しい兄弟に愛されてるヒロインがうらやましい。志津くんのせい?で、比呂兄さんも、一希兄さんも聞きたくなりました。後日談もキャストトークも楽しみです!!