しょっぱなから駄目だし部分でアレですが、一部モラハラか? と感じる部分があったり、日本語ちょっとおかしい所があるな…という部分があったり、何より結城先生は他のレビュアーさんも書かれていましたが、お前が診察受けろ! というくらい情緒不安定な方なので、初聴きの時はここまでハマってしまうとは思っていませんでした。
結城先生はこんな精神状態で精神科医なんてやって、患者に引きずられたりしないだろうか? ちょくちょく心配になる不安定さを抱えています。
ただ思うに、それは昔の彼女の面影をヒロインちゃんに重ねてしまったからなのでしょう。
最初に書いたモラハラ発言(単なる羞恥を煽るような言葉責めではなく、本人にそのつもりはないのでしょうが軽く人格否定に感じる時があったので)も、そのあたりが原因なのかな。
しかも傷つくことを無自覚に恐れているふしがあるので、ヒロインちゃんのことを信じない信じない。挙句には自らヒロインちゃんを手放そうとする。
そこからがヒロインちゃんの懐の広さと頑張りの見せ所なのですが、そこは実際聴いていただくとして。
プレイの最中、ヒロインちゃんを時折なじる発言があるのもヒロインちゃんを試しているというか、どこまで甘えて良いのか、裏切られないか、愛情を図っている、とても臆病で面倒くさい人です。
でもその面倒臭さがクセになります(笑)。
多分結城先生はヒロインちゃんのことを快楽に弱いし、すぐフラフラするし、自分がいないとこの子は駄目だな。と思っているのでしょうが、とんでもない。ヒロインちゃんがいないと駄目なのはお前だよ、と見ている側としては突っ込みを禁じえません。
つまりはこのダメダメな精神科医くんが放っておけなくて気が付くと毎日のように聴いてしまっています。
エロも勿論ですが、何より心情の移り変わりが聴きごたえのある作品だと思います。