とにかく声と台詞が甘いです。最初から最後までとろとろに甘やかされます。
そして甘い物語のなかに、執行さんの少しの苦い思いが見え隠れします。
義理の叔父さまと姪の関係というと、法律上は問題ない気がしますし、どうして叔父さまである執行さんは二人の関係をそんなに悩んでいるのだろう。後半それが断片的ではありますが独白で明かされます。
執行さんなりの裏切りや罪の意識がぽつりぽつりと話され、こちらまで苦しくなってしまいました。手放しで愛し合えたら幸せなのに…姪を愛してしまったきっかけでもある美しい容姿に、忘れられない過去に、どうしても縛られてしまう、執行さん。更に二人の年齢は親子といえるほどに離れていて、もう少し大人になるまで待てず、自分のものにしてしまったという罪の意識もあるのでしょうか。
これから、この二人がどういう未来に向かっていくのか…幸せになって欲しいだけに、とても気になります。続編を聴いてみたいです。
200DL記念の追加音声は、エッチなしでとにかく甘やかされたい安らぎたいという需要にも応えてくださっています。ただシャンプーされているだけの筈なのに、声優の茶介さんの甘くて艶のあるお声のせいかドキドキ感もあります。