starrot的鑒賞一覽

絵文字というか、文章の中に感情表現のマークを使用してるので、気になる人は気になると思います。
でもノリがよくて楽しく読めました。

攻略キャラは個性豊かでみんな魅力的。

せっかくの猫耳&しっぽ要素がほとんど生かされてなかったのがもったいなかったです。

『アラカルト』の物語のベースになっていて、先にアラカルトをプレイしてしまうと色々ネタバレになるので、先にこちらをプレイして頂くのがオススメです。
アラカルトより前の時間軸になります。

私は先にアラカルトをプレイしてしまっていたのでキャラ名で色々わかってしまっていたんですが、それでも所々でドキドキして、点と点の結び方がうまいなぁと思います。

再びアラカルトをプレイするととあるキャラの印象が変わり、それも面白かったです。

選択肢も攻略キャラも多いですが、それぞれのシナリオ自体は短めなのと、学園もので文章もシンプルなので読みやすくてサクサク進むと思います。

選択肢が多いので自力コンプは大変だと思います。
時間制限のある選択肢もあったり…

スチルは多めで、Hシーンでの行為の差分が多いのが良かったです。
あと各ルートのエンディング後のエピローグかな?
そこだけ文章が攻め視点になるのが個人的には好きです。

前作Noiseの世界観を引き継いでいます。
そしてこの作品のヒロインはエルです。
時系列的にはNoiseの後のお話かな?

アル×エルがすごく萌えました。
結婚式、初夜までやってくれるので大満足です。

関係性や設定が複雑で理解しきれていない部分もありますが、読み応えがあって面白かったです。

選択肢の無い一本道のストーリーです。
視点が切り替わって進んでいきます。

ゴシックホラーというジャンルですが、ホラー要素はほとんど感じませんでした。
ホラーが苦手な人でも大丈夫だと思います。

ゴリゴリにダークでシリアスな雰囲気を予想していましたが、意外とノリが良かったです。

なんといってもこの作品のポイントはナツメちゃんです。
ナツメちゃんがいるからこそ、他の登場人物たちもより好きになれると思います。
物怖じしない素直な性格がかっこいい。

どのキャラクターも魅力的で、優しい世界でした。

冒頭からすごく面白くてドキドキしました。すごくいい緊張感。
こういう異質な空間を説明的にならずに
ぐっと引き込ませるのが上手いと思います。

女性キャラもメインにいますし、前半はBL要素は薄いですが、キャラクター同士のドラマやシナリオが本当に面白くてBL関係なく楽しめました。

色々と考えさせられるものもあり、泣ける展開もあり。
サークルさんのゲームの中で1番好きな作品です。

柳三朗さんは攻めなのに赤いラインにピンクの唇で綺麗なお兄さん、というのが素敵です。
遊んでそうで、好きな人には紳士というのも萌えます。

鈴麻は真面目で堅くて、簡単には絆されなさそうなキャラ。
この2人の組み合わせがすごく萌えました。

基本的におバカで流されやすい主人公と、主人公を取り合う2人のノリが良く楽しいお話なんですが、
とあるエンディングが思いのほかデンジャラスというか最後スチルエグかったですね・・・ちょっとグロ注意。
このエンド、彼の性格を考えたら想定の範囲内ですが、結構怖いです。絵面が恐怖倍増してます。

このシーンがかなり印象的で、忘れられない作品です。

住人の情事を覗き見するという感じ。
内容が薄いながらもエッチシーンはインパクトがあり、
動いているだけでエロさと盛り上がりが違います。
作者さんのこだわりを感じました。

気になるキャラや興味がある設定もあって、もっとこの世界観を見てみたいなと思いました。