サキュレントさんの「とも鳴りの舟」「肉欲の揺籃」に出会い、サキュレントさんの作品性と三橋さんの演技が起こす科学反応に魅了され、こちらのプレイ動画を視聴しました。
全てを視聴後、残った感情に名前を付けることが未だにできていません。
視聴したのは1か月半ほど前なのですが、時折この作品のキャラ達を思い出し、そのたびにやるせない気持ちになり、どこかに救われるルートがあったのではないかを考えてしまう。
しかしそんなルートを自身では見つけることができずに打ちひしがれる。
そんなことを繰り返す日々です。
正直に言うと本当に苦しい作品だったのですが、だからと言って出会いたくなかったわけではなく、この作品に出会えたことに対する喜びがあり。
その喜びがただただ視聴後の私の心を支えてくれるものになっています。
リョウちゃんに救われ、リョウちゃんを救いたいミータオ。
ミータオに救われながらも先の見えぬ状況に藻掻き苦しむことしかできないリョウ。
そして選択者のように見えるが、自身も他者によって生きる道を定められているウツブシ。
この三者が交わった時、行きつく先に誰かにとっての光があることを願わずにはいられない。
今こうしてレビューをしたためておりますが、感情の揺れ動きに心がついていかず、涙をこらえることに必死になっています。
ぜひこの作品を感じてほしい。
この作品を視聴に、心に残ったものを誰かと共有したい。
そのような気持でいっぱいです。
また、ウツブシとのその後を描いたシチュエーションボイス作品も拝聴しました。
そしてこちらの作品では謎多きスファンのシチュエーションボイス作品も拝聴しました。
スファンの作品では三人は出てこないのですが、少し心が軽くなったように思います。
素敵な作品をありがとうございます。