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霧雨よいとさんの演じる律くんの感情の表現が素晴らしく、嫉妬と愛情を真正面から向けられて心が揺さぶられました。
律くんは基本飄々としているのですが、嫉妬をにじませるシーンでは切なげで苦しそうな声色に変化するところが本当に良かったです。

やり方は少々強引なのですが、律くんが本当に好きな人を自分のものにしたいと勇気を出してアタックしてくれたことがわかったとき、とても愛おしく感じました。

トラック2、トラック3に無理やり要素の表記がありますが、怖いことや痛いことはありません。
Hシーンは耳舐めとキスが多めで、ヒロインを優しくとろとろに溶かしていくような描写に、律くんがヒロインのことを深く愛しているのが伝わってきました。
霧雨よいとさんのお声の甘さ、特に語尾が甘くて好きなのですが、こちらの作品もとても甘くて最高でした……!

特に好きなシーンはトラック5の「ほら、目、開けて。俺のこと見て。そういう目、待ってた」のところで、律くんと気持ちが通じ合えてきゅんとしました。

セフレの依藤さんの存在も物語に深みを持たせてくれて、依藤さんによって自分の気持ちに気づかされるシーンにも、また心が揺さぶられました。
哀川佳介さんの優しく包み込んでくれるようなお声が依藤さんにぴったりです。

物語のラストですがハッピーエンドで本当に嬉しかったです!
律くんとヒロインのこれからのふたりの未来に思いを馳せています。
素敵な作品をありがとうございました!