Rapportera granskning

発売日に購入する程に楽しみにしていた本作｡発売後程なくｻｰｸﾙさまがｷﾞﾌﾄｺｰﾄﾞ配布なさったことで､ｷｬｽﾄさまやﾗｲﾀｰさまの携わる作品や､こういった題材の作品に初めて触れるという方も多かったのではないかと思います｡曰く付きの作品となってしまい､気軽におすすめできず､非常に残念です｡再三の言及になりますが､ｷｬｽﾄさまは安定のお芝居でした｡



■作品像

同人作品(『乙女向け同人』売場)､商業作品(『乙女向けﾄﾞﾗﾏCD』売場)問わず､この手のｶﾃｺﾞﾘ作品に於いて､他ｻｰｸﾙ/ﾚｰﾍﾞﾙさまの作品と比較しますと､ﾊｰﾄﾞさは普通~やや低めかと思いました(上には上がいる)｡ｻｲｺﾊﾟｽではない｡嵌まる人には嵌まる､程よいﾄﾞﾗｲさ｡

日を跨いだ､日常ﾊﾟｰﾄと行為ﾊﾟｰﾄが混在するため､やや忙しなさはあります｡

彼は嘲笑しながらも､どこか柔らかい声色で迫りくるので時折､彼との関係性について混乱します｡

喫煙ｼｰﾝあり｡

ﾋﾛｲﾝ友人(ﾐｶ)､ﾊﾞﾝﾄﾞﾒﾝﾊﾞｰ(ﾘｮｳｽｹ)の名が出てきます(※声なし)｡


■ﾋﾛｲﾝ像

徐々に､我は強くなっていきます｡当然だよねという範疇｡

言葉では抵抗しつつ､体は受け入れてしまう(薬を仕込まれた上､拘束されている状況下で､抵抗不可能)｡しかも､弱みを握られているという三重苦(ハ○撮りしてるからね?はて､お父さんの政治家生命はどうなるかね~?という旨の強請り)

玩具にされながらも､彼の体調不良時には自ら看病を買って出る｡この辺りから､何処となく恋人感ｾﾌﾚ感が漂っているように思いましたが｡婚約者の話を出したことで嫉妬?による､強引な行為へ｡混ぜこぜになった嫉妬や苛立ちが伝わる演技｡激昂ｼｰﾝ注意｡

明かされる彼との関係性は｡異母兄妹｡実母に対する父の仕打ちに復讐心を抱き､偶然の逢瀬を利用してﾋﾛｲﾝに近付いたのでした｡彼と心を通わせたところで終幕｡