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「忘れ去られた場所~愛してあげるから、愛して~」 へのレビュー

オススメ! さよなら現世

2024年04月28日   好きな寿司ネタはエンガワ さん

このレビューは参考になった x 4人

突然物語が始まるので、作品ページのトラックリストに目を通した方が背景や世界観が把握出来るかも知れません。ただ、ほぼほぼストーリーを網羅しているので(オチまで記載されている)ざっくりと知りたい、オチは聴いてのお楽しみがいい!という場合は冒頭のみで引き返すのが吉かと思われます。
解説解説した台詞回しで1から10まで説明される作風があまり好きではないので、台詞による状況説明が最小限に抑えられていて私は良かったです。
さて本題。神様って名前を憶えている人間がいなくなると存在出来なくなるとかって言いますよね。神としての本当の名前は忘れてしまったけど、ヒロインのために付けた「守」という名前は、ヒロインが故郷を離れていた間も忘れられはしなかったんでしょうね。例え約束は憶えていなくても。そんな、自分の存在を繋ぎ止めていてくれた、たった一人の女の子……そりゃあ執着もするってもんです。
弱い刺激で快楽を植え付けるのもいいでしょ?って、さすが神様わかってらっしゃる。強くすればいいと思ってるヤシ多すぎだって私常々思ってました、神様。
私は嬉しかったけど、確かにちょっと強引だったよね~~~ヒロインが泣き出せば「酷いことしてごめん」って謝って元の世界に帰す優しい神様……存在が消えるのも辞さない、でもタダじゃあ消えるかよって最後の力を振り絞ってクズ彼氏を捨てられないヒロインのためにちょっと外道なことする神様、激重執着神の名に恥じなくて好き(そんな名前だっけ?)
そのくらい力技じゃないと無理なんだと思います。ヒロインのクズ彼氏への感情もある意味依存と執着ですからね。依存と執着って自覚あるアル中だから自力では抜け出せないんですよ。
こうしてクズ彼氏とオサラバして神様も消えずに済んでまさにWin-Win、めでたし
貴女も俗世を捨てて、激重執着神さまに愛されてみませんか?

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