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退廃的なムード、殺人鬼に脅され、人生を狂わせる、犯人と被害者の心理描写、でも同情して…など
個人的に癖なキーワードてか性癖どストライクな内容だったので拝聴(あと二回戦中さんの悪い男役にハズレはない!スキィ!)

結果…裏切られることなく、いや期待以上に好きな内容でお気に入りの作品になりました!

どんな理由があれ殺人は罪(被害者に過失があっても)、ただ犯人と関わって色々知って同情してさらに『自分を救ってくれる存在』になっていたら…
許してあげてほしい、幸せにしたいとつい思ってしまう!
ストックホルム症候群と一蹴するより、一つの愛が誕生したと思いたくなりました(だってにんげんだもの)!

おにいさんは訳あってなかなか精神的に未熟で幼さを感じるところがあり、そこもお兄さんの魅力で話の切なさを加速させるポイントでした
優しくしてくれた人を忘れなかったり、身体の反応が気持ちによったりで絶対純粋な人でしょ…

エンドは選択式でどちらもおにいさんの愛に溢れた美しい終わり方です
道徳的にはtrue endが正しい
しかしhappy end後の話をもっとみたくなるほどおにいさんを愛してしまう人が多いはず!

あぁ、もう少し早く二人が出会っていたら…でもこの事件があったから二人は出会えたんですよね…