作品内容
呪われた噂のある侯爵ヘルムートの嫁候補となったマリーナ
元々は貴族家系だったが、両親が亡くなったことにより天涯孤独となった少女マリーナ。
叔母の紹介で、ヘルムート侯爵の元へ嫁候補として屋敷へ送り込まれた。
ヘルムート侯爵は美しい青年だった。
透き通るほど肌が白く、端正な顔立ちをしており、その妖艶な風貌に思わずマリーナは目を奪われてしまう。
ヘルムートも両親を亡くしており、屋敷にいるのは少ない使用人と優れた最新式の魔道具だけ。
嫁候補の唯一の条件は『魔力を持つ女性』
マリーナは魔力に優れた貴族家庭の出身であり、マリーナ自身も類い稀なる魔力を持った女性だが、魔術・魔法の才能は全くなく、その才を持て余していた。
最新式の魔道具は魔力を供給し動く仕組みとなっており『その為、ヘルムートの嫁になるためには魔力が必要なのだ』と理解する。
だが、ヘルムートから『満月の夜は【絶対に】部屋から出ないように』と意味深なことを告げられる。
ある満月の夜、ヘルムートの部屋から物音がしたことで、自室から出てしまったマリーナ。
彼女の人生はここから大きく変わることとなる─────


