付かず離れずな距離にいてくれた晴くんも、甘くてかっこいい彼氏の晴くんも、プレッシャーに押し潰されそうな晴くんも、成功して変わってしまった晴くんも、全部丸ごと大切です。
やっぱりトラック2の晴くんに心を強く揺さぶられます。感情が激しく揺れ動いて相反する言葉をぶつけてくる晴くんに気持ちが押し潰される。私の何気ない一言で彼を苦しめていたことをまざまざと知り、やり直すことを決めます。…晴くんが望んでいることは違うのに。バイオリニストとして成功することよりも、私がそばにいることを何よりも望んでいるのに。
晴くんが溢した沢山の人に聴いてもらいたいわけじゃない、君にもっと聴いてもらいたい。という言葉は、大事なヒントだったしSOSだったと思う。晴くんが成功することが正解だと思っている私とのすれ違いがもどかしい。
リープを繰り返して初夜を何回もやり直すたびに、幸せな時間のはずなのに、不思議と焦燥感をおぼえます。
n回目で気づいた私に、晴くんは自分のものでいてほしい、そして自分しかいない晴くんでいてほしい、と初めて縋ってもらえて、後悔と懺悔と本音と好きという思いが雪崩のように溢れて止まらない晴くんに涙が溢れました。ずっと曖昧な言葉を繋いできた晴くんの覚悟の「選択」。
時間はかかったし遠回りもしたけど、でも本当に求めていたものをお互い口にできて、気持ちを確かめ合えて、本当に良かった。曖昧な5年間は決して無駄ではなかった…と思いたい。というか、5年もお互い他に想い人を作らず変わらない距離にいたなんて、それがもう答えで。巡り巡って、全部今に繋がっていて…これからもずっと一緒にいてね。
閑話:2回目の初夜にて
すぐ出ちゃうのは恥ずかしいからまだ動かない晴くんが愛しくて笑ってしまった私に対しての「あー…!笑ったな…!」が可愛すぎて超・お気に入りポイントです。嫌いになんてなるわけないじゃん;;