作品内容
真一の田舎の相山線が廃線になるという。そのサヨナラ列車の運転士は、真一の同級生の椎野高夫だという。彼もまた最後の乗務後は「定年退職」となる。そんなこともありそのサヨナラ列車で小学校の同窓会を開くことになった。続々と集まる懐かしい同級生の面々。恩師も参加し、小学校時代を思い出し、車内は大盛りあがり。車窓からはサヨナラ列車を見送る今の小学生たちが……そう50年前、相山線が開通した際、真一達は同じように集まり小旗を振っていた。あれから50年。皆の心に様々な思い出が映し出される……。篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りするヒューマンドラマの傑作! 定年という第二の人生のスタートラインに立った男がファインダーを通して見た様々な人間模様とは!? 定年された方、そして何より現役世代にも手にとっていただきたい感動の応援歌、第3巻!!