作品内容
初めての勝利から数カ月。主将・義男が率いる南高ラグビー部はインターハイ優勝を目指し、急速に力をつけていた。しかし地区大会直前の練習試合で副主将の桜田が怪我を負い、出場不可能に…。ラグビー部危機的状況の中、地区大会の幕が上がる! そして物語は現代に…。重度の脊髄髄膜瘤(せきずいずいまくりゅう)で生まれた杉浦家の次男・秀則。緊迫した状況の中、わずかな可能性にかけて高橋医師の手術を受ける。無事手術は成功し、順調に成長しているかに見えた秀則だったが、そのちいさな身体に、大きな試練が襲う――!! 第15回文化庁メディア芸術祭〔マンガ部門〕審査委員会推薦作品に選出された、実在する一人の医師と、その「仲間(かぞく)」の物語。