民法綱要1:総論(新版)

  • 民法綱要1:総論(新版) [講談社]
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民法綱要1:総論(新版) [講談社]
販売日 2024年05月17日
シリーズ名 民法綱要1:総論(新版)
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全年齢
作品形式
ファイル形式
コミックビューア(ブラウザ専用)
ページ数 202
ジャンル

作品内容

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【内容紹介・目次・著者略歴】
法学をこころざす人必携の「民法」の概説書。財産や家族や権利や紛争解決のための法律の複雑な体系をわかりやすく解説する概説書。

【目次】
新版第一巻への序
凡例
第一章 民法の意義
第一節 予備的説明――市民社会に成立する基本的諸秩序
第一款 序説
第二款 「財貨秩序」及びその外郭秩序
 ・1定義・2財貨の帰属および帰属主体の意思に基づく移転――「財貨秩序」・3財貨獲得に関する競争――「競争秩序」・4労働力の売り手の団結権
第三款 「人格秩序」およびその外郭秩序
 ・1定義・2人格的利益の帰属――「人格秩序」・3環境からの生活利益の享受――「生活利益秩序」
第四款 「権力秩序」――次節への序として
 ・1定義および論述範囲の限定・2「権力秩序」の一環としての法的サンクション・3補説――「権力秩序」と他の諸秩序との関係、「公法と私法」の問題
第二節 民事裁判とその規準
第一款 民事紛争の解決と裁判
 ・1民事紛争解決のための諸制度・2民事裁判の機能
第二款 民事裁判の規準を取り出すべき源泉(法源)
 ・1総説・2制定・3慣習・4「条理」
第三款 民法(制定民法)とその適用
 ・1制定民法の概観・2民法の適用範囲・3民法適用の前提たる民法解釈・4民法適用の対象たる「事実」の認定
第三節 実質的意義における民法
第一款 伝統的なアプローチの問題性
 ・1「私法の一般法」という説明の問題性・2「財産法および家族法」という二分法の問題性
第二款 市民社会に成立する基本的諸秩序からのアプローチ
 ・1実質的意義における民法――その一般法的性格・2実質的意義における民法の内容――伝統的二分法の再検討
第四節 民法の体系
第一款 実質的意義における民法の体系化のための素材の整理
第二款 民法典の体系(日本民法典略史)
第三款 実質的意義における民法の体系化――本書の編成
第二章 権利
第一節 権利の意義および種別
第一款 権利の意義
第二款 権利の種別
 ・1序説・2地位的権利・3道具的権利
第四 附説――管理機能
第二節 権利に関する民法一条の規定
第一款 「公共の福祉」への「適合」
第二款 信義則
 ・1信義則の適用による紛争処理(本来的機能)・2信義則の利用による法形成(欠缺補充機能)
第三款 権利濫用法理
 ・1権利濫用法理の適用による紛争処理(本来的機能)・2権利濫用法理の利用による法形成(欠缺補

広中 俊雄
1926~2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。
著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、
訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。

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