-
{{ product.rate_average_2dp }}
著者 | 秀村選三 |
---|---|
出版社名 | 講談社 フォローする |
レーベル | 創文社オンデマンド叢書 |
販売日 | 2024年05月17日 |
---|---|
シリーズ名 | 幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって |
年齢指定 |
全年齢
|
作品形式 | |
ファイル形式 |
コミックビューア(ブラウザ専用)
|
ページ数 | 734 |
ジャンル |
-
この作品はブラウザ視聴(コミックビューア)作品です。 [ コミックビューアについて ]
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【内容紹介・目次・著者略歴】
丹念な史料読解により、江戸期薩摩藩の農業生産と社会生活の詳細を描き出した労作。
【目次】
1 序論
第一章 西南辺境型藩領国の典型 薩摩藩領国
一 薩摩藩領国の研究について 二 西南日本における藩領国の類型 三 西南辺境型藩領国の特質
第二章 薩摩藩領国における郷士制と地主の類型
一 薩摩藩領国の社会経済史的特質 二 郷士制と地主の諸類型
第三章 大隅国高山郷と守屋家
一 大隅国肝属郡高山郷と高山郷士 二 史料 三 守屋家と守屋舎人 四 守屋家の土地支配
2 守屋家の農業経営と労働組織
第四章 守屋家の農業経営
一 手作地と小作地 二 農事暦 三 稲作 四 畑作
五 守屋家の手作経営の特徴
第五章 守屋家における労働組織
一 手作における労働過程 二 労働過程の月別考察 三 守屋家の労働組織
第六章 守屋家における下人 とくに永代下人
一 家と下人・奉公人 二 下人の類型 三 守屋家と永代下人の関係 四 抱地衆と村落生活 五 抱地衆・墾の番の諸形態
3 守屋家をめぐる社会関係
第七章 守屋家の系譜と神領浮免
一 守屋家の系譜 二 守屋家の出自 三 分家分出の困難 四 検校守屋家 五 守屋家の神領浮免について
第八章 守屋家・伊東家における分家と家産の分与
一 守屋家における分家の過程 二 守屋家における家産の分与 三 伊東家における分家の過程 四 伊東家における遺言書と家産の分与 五 日高佐二郎家と守屋納二郎家・八百右衛門家
第九章 守屋家の「親類中」(親族組織)
一 守屋家の親類中 二 親類中の機能 三 親類中の意義
第十章 社家頭取守屋家と社家中(社家組織)
一 社家頭取としての守屋家 二 社家組織 三 社家の経済生活 四 社家頭取の支配・統制 五 社家頭取と社家の生活諸関係
第十一章 「舎人日帳」より見たる守屋家の年中行事
一 守屋家の年中行事 二 守屋家年中行事の特徴
4 高山郷における諸問題
第十二章 高山郷における給地とその移動
一 蔵入地と給地 二 高山郷における給地の存在形態 三 鹿児島領主の給地支配 四 鹿児島給地の移動
第十三章 高山郷における宗門手札改と一向宗禁制
一 宗門手札改 二 一向宗の禁制
第十四章 幕末期高山郷におけるアジールの痕跡
一 近世以前における寺院アジール 二 薩摩藩における寺入 三 高山郷における寺への走込、召抱の事例 四 寺院アジールの痕跡 社会慣行化
第十五章 幕末期高山郷の諸相
一 二階堂家および二階堂本覚院行徳 二 藩主の巡見、軍役方の廻勤 三 沿岸警備 四 江戸・大坂詰守衛 五 種痘の導入
秀村 選三
1922~2021年。九州大学名誉教授。日本社会経済史学者。京都帝国大学入学、九州帝国大学卒業。
著書に、『筑前国宗像郡吉田家家事日記帳』『幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって』『森俊蔵日露戦役従軍日記』『筑前福岡藩史料雑纂』などがある。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。