たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご

  • たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご [講談社]
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たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご [講談社]
著者 森絵都(作)  /  陣崎草子
出版社名 講談社 フォローする
販売日 2024年05月17日
シリーズ名 たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
コミックビューア(ブラウザ専用)
ページ数 80
ジャンル

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

たまごというのは、もともと、ゆめみがちな食べものでして、にわとりのママから生まれたときから、白いからの中には、ゆめがいっぱい、つまっているのです。
 一番人気のゆめは、オムライスです。つやつやの黄色いうすやきたまごになって、オレンジ色のケチャップライスをくるんとつつみこむ。はなやかで、ほこらしげなあの晴れすがたに、だれもがあこがれているのです。
 同じママから生まれたタマコ、タマミ、タマエ、タマキの四姉妹も、やっぱり、オムライスをゆめみていました。
 しかし、四姉妹を買ったのは、れいぞうこにトマトケチャップどころか、バターも、マヨネーズもおいていない、おばあさんで!?
 本気でゆめをかなえるなら、もっと、自分でがんばらなきゃ、とさとったタマキは、れいぞうこをとびだし、ゆめをかなえるたびに出ました。
 ながいたびのはてに行きついたのは、「まぼろしのオムライス」をつくるというレストラン小山。しかし、そこで「まぼろしのオムライス」となるためには、力をつくして、オーディションをかちぬかなければならないのです。 
 はたして、タマキはゆめをかなえることができるのでしょうか!?

●刊行の趣旨
 子どもたちが大好きなおいしい食べ物が登場する創作童話を、10人の豪華執筆陣が書き下ろしました。
 身近なテーマで、読書に慣れていない子でも読みやすい、小学校低学年向け童話シリーズです。

●シリーズ「たべもののおはなし」の特色
・直木賞、野間児童文芸賞受賞作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。
・誰にとっても身近な「食べ物」がテーマなので、本を読む習慣のないお子さんでも手に取りやすい作品ばかりです。
・ほぼすべての場面に、人気画家のイラストが入っているので、1、2年生でも一人で読めます。
・巻末コラムでは、栄養、マナー、文化等について簡単に紹介。食べ物への理解が深まります。
・朝読にもぴったりのボリュームです。

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