モリブデンさんのレビュー一覧

インターハイが終わって一ヶ月が経過します。 桜は手術を終えた堂坂にお見舞いにいくことになり、そのついでに子供たちの稽古をつける一國に会いに行きます。 一國もすっかり穏やかになり、お互いにありがとうを交わします。 そして桜が堂坂のマンションへいくと堂坂の思わぬ変化を目の当たりにする、といった内容でした。 最初はエッチな展開のストーリーでしたが、最後の方は真面目なスポーツ恋愛モノとして楽しめました。

堂坂は一國から一本をもぎ取り勝利します。 大歓声の中、自陣にフラつきながら戻る堂坂を父親が支え、労いの言葉をかけることに。 その後、堂坂たちの高校がインターハイ出場枠を勝ち取り、桜は会場の廊下で一國と会話するといった内容でした。 堂坂の抱えていた人間関係のわだかまりが一気に解消されましたね。 大会前の暗雲がここまで晴れ晴れしたものになるとは思いませんでした。

堂坂と一國の試合が続きます。 堂坂の粘り腰に段々と一國はいらだちを感じ始めます。 そして一國は試合をしながら過去の記憶の中の堂坂を思い返し、追い詰められているのが堂坂ではなく自分ではないかと思い始める、といった内容でした。 数年に渡る因縁もついに決着が付きましたね。 試合中は堂坂の負傷には触れられませんでしたが、どうなったのでしょうか。

ついに堂坂と一國の直接対決する試合が行われます。 堂坂は子供の頃からの想いを載せ試合場に上がり、一國と対峙します。 そして試合が開始すると早速一國が仕掛けて試合を有利に運ぶ、といった内容でした。 堂坂にとって一國との対決は、ただ桜を賭けただけではない様々な想いが込められた感じですね。 試合の続きが気になります。

一回戦目の試合時間が迫りメンバーの緊張を堂坂が強気の一言で緊張を解します。 試合が始まり活躍するメンバーたちに桜が見とれていると、ふと堂坂の父が観に来ていることに気付きます。 そこで桜はもっと間近で見るようにと堂坂の父の背中を押す、といった内容でした。 特にこの二人は堂坂の負傷を知っているので複雑な気分での応援でしょうね。 堂坂は最後まで試合に残ることができるのでしょうか。

食堂の席でめー子はリョーコの話を聞くことにします。 そしてリョーコの病院に連れてこられた経緯や不信感を知ることに。 そこでめー子は自分の体験を語りリョーコの治療に対する不信感を払拭してあげようとする、といった内容でした。 経験者だからこそ理解ができアドバイスできるわけですね。 リョーコだけでなく、めー子にとっても改めて自身を見つめ直す機会になったようです。

食堂で他の患者を手伝おうとした、めー子ですが余計なことをするなと拒絶されてしまいます。 すると気落ちした、めー子の両肩にリョーコが手を添えて気にしないように慰める、といった内容でした。 リョーコが手を出すかと思いましたが宥めてくれましたね。 患者同士のコミュニケーションが治療に有効なのが今回のケースでも伝わってきました。

スイの姿に欲情してしまったカノクはついスイを押し倒してしまいます。 動揺するスイにカノクは顔を寄せ愛の言葉をささやきます。 スイは感激し涙を流すとカノクのキスを受け入れる、といった内容でした。 スイは完全に記憶を失っているわけではなく、蓋がされているような感じなんでしょうか。 またカノクはこのままマコの中でスイと過ごし続けるか気になるところです。

めー子はリョーコを連れて談話室へと向かいます。 そして先に座っていた人に話しかけ、人とのコミュニケーションの大切さを伝えます。 それから8日後、めー子が廊下でトシヤと立ち話をしていると看護婦からあることを伝えたられる、といった感じです。 心の不安がかなり落ち着いためー子ですが、いつかは退院に備えなければいけませんね。 めー子は家族と向き合うことができるのでしょうか。

両手で耳を塞ぎながら音楽を聞くリョーコにめー子が話しかけ、気分転換に食堂へ誘います。 そしてリョーコが食堂内を見回していると騒がしい声に気付き、突然声の主へ向けて暴言を放ちだすといった内容でした。 こうなってくると、めー子の面倒見の良すぎるところが返って不安に感じますね。 なにか大きな騒動が起きそうな雰囲気です。