Lista de reseña de mezamashi

いわゆる「お使いゲー」「一本道RPG」とは違うフリーシナリオRPGです。
奴隷(罪人)出身の主人公が、世界を好きなようにさまよって登場人物たちと仲良くなったり、クエストをこなしたり、闘技場で戦ったり、ダンジョンに潜ったりします。
借金を返済するのは大きな目標ですが、借金を返し終わってもゲームが終わるわけではありません。
メインシナリオは時間経過とともに進んでいくので、1周目はなんだかよくわからないまま終わってしまったりするかもしれません。
2周目以後は強い装備を引き継ぐこともできますし、メインストーリーになんとか介入していって、1周目とは違うエンディングを目指してみるのも良いのではないでしょうか。

「レミュ金」「海猫亭」などでおなじみの、犬と猫さんのお店経営SLGです。
今回の主人公のノノは、自力で商品を開発する能力は持っていないので、探索で集めた素材を支払って、新商品の販売許可を取るためにミニゲームをします。
商品はどれを売っても儲かるように出来てるのはいつもどおりですが、今回は地域の他テナントも存在し、同じカテゴリーの商品を売ろうとするとほとんど売れなくなってしまいます。
売りたい商品を売るために、他テナントに商戦を仕掛けて店を潰していくことも考えたほうがいいでしょう。
他テナントは邪魔な存在なのですが、テナント数を増やし、育てていかないと地域が発展できず、お客さんの購買力が低いままだとランクの高い商品がほとんど売れません。
このため、他テナントを潰しつつ育てるというスクラップ&ビルドなプレーが推奨されます。
後半になると可愛くて大人しそうな見た目のノノちゃんが、狂犬のようにライバル店を潰しまくっていくことになるでしょう。恐ろしい子…!

日本語でプレーできる経営SLGはそもそも少ないので、1000円+で遊べる犬と猫さんのゲームは貴重なものだと思います。
今回は他テナントをなかなか思うように誘導できずに苦労しながらのクリアとなりましたが、クリアまで一気に遊ぶことができました。

颶風戦華の正統進化系と言える戦略・育成SLGです。
ただし内政要素は無くなり、ダンジョンRPGの要素が増えています。
このゲームの楽しみどころを箇条書きにすると
・サークルの特徴である「ユニットの育成・成長が面白い」のは今作でも健在。
・オリジナルキャラを作れ、ダンジョンRPGをクリアすれば登録武将となり、SLGモードで使えるようになる。
・全ての固有ユニットに専用装備が作れる。名称変更や性能強化ができる。リネーム好きなプレーヤーには楽しい。
・ダンジョンには強いボスがいて、倒せば宝箱からレアアイテムが取れる可能性がある。レアアイテムが無くてもクリア自体は可能だが、入手できると嬉しい。
・楽勝しそうな戦いはオート戦闘に任せることもでき、プレー時間を節約できる。

自分だけのオリジナルな軍団を作り、育てていけるのが最大の魅力です。
SLGマニアの方にはぜひお薦めしたいです。

百合要素のある戦略SLGです。
ボリュームがあり、シナリオもゲーム性も高いレベルでまとまっているので、この2倍の値段でもおかしくない、お買い得品だと思います。
特にゲーム部分は戦○ランスを彷彿させます。
内政要素はなく、純粋に戦闘を楽しむものとなっており、難易度は結構歯ごたえがあります。
ただし、こちらから侵攻せずに防衛に専念すれば、ゲームオーバーにはならずに、キャラは育っていきますから、そのうち反撃に転じて勝つことができるでしょう。
部隊を撃破されてしまうとペナルティがキツいですので、とくに初プレーでは撃破されないように、手堅く進めていくことをお薦めします。

このゲームは、無料版でシナリオ1つ分遊べるのでまずそちらを試してみるといいでしょう。
三国志のSLGは色々ありますが、これは低価格でかなりガッツリと遊べる物だと思います。
その分クリアにかかるプレー時間はそれなりの物になります。
特徴を挙げていくと
・内政が重要です。都市の周りに支城を増やしていき、開発をどんどん進めていくのですが、これがシムシティっぽくてかなりハマります。
・戦闘はカードバトルです。小さくコツコツ当てていく戦い方と、防御を駆使しながら大技で一気に削っていく戦い方があります。運も適度にからみますが、頑張ればちょっと格上の相手も倒せたりするのが楽しいです。
・普通の君主プレーの他に「部下プレー」もできます。功績をためて階級を上げ、内政補佐→太守→都督、というふうに出世していったりします。だらしない君主に仕えて、ヤキモキするのも一興。
・エディット機能があり、武将の能力を好き勝手に変更したり、新しいアイテムを作ったりできます。
・イロハニソフトの作品は育成要素が非常に充実したものが多いですが、今作は三国志の世界観を壊さないための配慮なのか、やや育成要素は控えめとなっています。