穂積さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 2位 | (役に立った数:9,408件) |
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投稿数ランキング | 38位 | (総レビュー数:2,643件) |
美麗な女体のスタイリッシュさはサンプルをご覧の通りだとして、それ以外に本作の特徴は3つあります。
一つは「脱衣差分の豊富さ」です。
最初からクライマックスだぜ!と言わんばかりにスタート時点で充分にセクシーな水着や下着が多い一方で、そこからトップレス→ノーパンに進化する限界突破の興奮が味わえました。
特にピースサインをした水着のお姉さんの脱衣は印象深く、ただ単に差分的に脱がすのではなく、ビキニのストラップがほどけて焦った顔も込みのいわゆるポロリの躍動感を含み、男心をくすぐるグラビアでした。
しかも、全裸バージョンでは一転して焦りが消え、堂々とした顔色かと思いきや頬の赤みが隠し切れない羞恥心を表す芸の細かさに脱帽でした。
二つ目は「あえて見えない色気」です。
前言と矛盾するようですが、気前のいい脱ぎっぷりを見せる反面、脱いでなお見せない構図も少なくありません。
少なくとも個人的には好印象で、むやみやたら開けっ広げればいいってもんでもなく、写実的に豊満な女体だからこそ覗き込んでみたくなるような没入感の一因になっていました。
例えば、下着のお姉さん2人が抱き合った構図では脱いだ後も片や背中向き、片や前者が乳を鷲掴みしているので両人ともにおっぱいが見えないものの、女体で女体を隠すと言う高等テクニックに見惚れました。
三つ目は「男が居ない」環境です。
一見すると犯されているような構図があるので貞操の危機かと思いきや、よく見ると会陰をなぞる指は女性であり、餌食になる側も攻める側も明確に女性しか出てきません。
もちろん、好みによるでしょうが折角の麗しい女体の連続にむさ苦しいノイズが混ざる事態を撤廃したのは英断です。
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この町の女の子は元からドスケベな格好が多いのでエロになっても変わらないかと思いきや透け感マシマシと言うバフが聞いていました。
例えば、シスターフッドの怪力少女は本編ではお目にかかれない覚悟の決まった黒装束が凄まじい威力でした。
塗りの透け加減が絶妙なおかげで全身黒ストッキング状態で大事な部分が浮き立ったエロさもさることながら、ハイレグからハミ出た毛の迂闊さにも可愛げがありました。
また、上からのアングルで覗くとヤバいことになると思っていた服を上から見れて脱がせる夢の実現もあり、温泉開発部の爆弾魔などは豊満な胸の谷間を一望出来て、先生の股間が爆発寸前になるのも頷けました。
同じく万魔殿の催眠術師もその豪華な胸の谷間を堪能でき、汗ばんだ熱気も吸引できるような没入感がありました。
一方で、元から大胆すぎて普通にやってたら物足りない子も居るわけで、補習授業部の露出狂はその筆頭です。
本作では同じく補習授業部のエ駄死とセットにすることでおねショタならぬおねロリみたいな世界を形成し、デカ乳と微乳の相反する淫乱ピンクが眼福でした。
しかし、最も目を引いたのはゲヘナの行政官です。
元より刺激的な横乳が丸出しの格好なのに、布地が透けて余計に煽情的な見た目に変貌し、なおかつブチ切れながら先生を誘惑し、誘い受けならぬ強気受けの姿勢が高評価に値します。
しかも、正義実現委員会の副委員長と言う暴力的なデカ乳も乱乳することで、発情女と発情女のプライドをかけた決闘が極めて熱い戦いでした。
先生の制御棒をWパイズリで棒倒しするその戦いは惑星衝突かと思うほどの激しさでした。
乳がデカいので当然の帰結ではございますが、バニーガールの象徴とも言える胸のカップ部分がギリギリです。
かろうじて乳首が隠れているような、隠れたと見せかけて脱輪(乳輪がハミ出た状態を指す)してるような、全然足りてなくて隠れていないような危なっかしさがセクシーさに繋がっています。
中でも個人的には紫のバニーさんがイチ押しです。
上記で言えばカップ部分が足りてるかと思いきや肝心な部分がまるで隠れていない、半ば露出狂的なバニーさんであり、自身のデカ乳を支えるように添えた両手がめり込んだ弾力が確かな乳ヂカラを見せてくれました。
唐揚げとハンバーグとカレー、好きなおかずが全部乗ったセットメニューと言うべきか。
あるいは冒険に出た最初の町で最強の戦士と最強の魔術師と最強の僧侶が仲間になったと言うべきか。
とにかく全部盛りとしか言いようのない作品でした。
まず、賞賛すべきはナチュラルな超展開の没入感です。
近年ネット上では性別不祥な人も珍しくなく、エロ同人作家も例外ではありません。
その実例に心当たりがあるからこそ会ってみたら女性だった説得力を与えています。
もっとも、作家はともかく同人声優とコスプレイヤーは調べれば女性だと一目瞭然の気がしますが、これも心理の盲点が上手く描かれ、男性だと誤認していた漫画家から誘われたので、下調べもせずに快諾した結果の誤算として納得できる範疇でした。
また、スピーディーな配膳も好印象です。
出会った自己紹介から次のページには女だらけの家で生活する役得と言うか特殊な住環境が描かれ、5ページと経たずに親密な関係が進展する話の早さは確約できます。
おかげで良くも悪くも、各女子のパーソナルな部分はほとんど掘り下げられず、呼び名も本名ではなく「活動名」で一貫しています。
これは必ずしも欠点ではなく、そこら辺に居る一般美少女ではなく、著名な漫画家・コスプレイヤー・同人声優と一夜を共にする優越感を高める作用につながっていました。
そして、言うまでもなく作画の秀逸さは抜群です。
おっぱいの柔らかさや恥丘の肉感だけを言っているのではありません。
細やかな仕草が良く出来ています。
例えば、耳に口を近づけて下を伸ばす臨場感、エロコスプレイヤーが本気のドスケベ衣装を着た時に見せる照れ顔、垂直型の杭打ちとは一味違うカエル騎乗位の躍動感など動きまで楽しめる作画の連続でした。
2023年12月21日
狭義では寝取られではありません。
彼氏彼女の関係ではありませんし、親密な友人でもありません。
ロクに話したことも無いクラスメイトに過ぎません。
一方的に憧れ、自家発電に使用している、いわゆる片思いです。
しかし、穏当な片思いとも違います。
その淡い想いは見透かされ、もてあそばれています。
頼んでもいないのにエロ自撮りが送られてきた衝撃と興奮は小さくありません。
しかも、そんな驚愕の行為すら小手調べに過ぎず、本番は睡眠薬と男性教師まで参加する豪華で悪趣味な饗宴でした。
そして、本作で特に醜悪な女心を痛感したのはキスシーンです。
昏倒した間に行われたそれは純情な思い出になるはずもないばかりか、口の中に他の男の体液が残ったまま、それを口移しするような言動もあり、強烈なBSSを植え付けられました。
加えて、おあつらえ向きに元気になった棒を勝手に使い始め、身勝手に女性本位な快楽を貪る騎乗が睡眠姦型逆レイプの真骨頂でした。
ここでの上裸でスカート&ソックス残しと言う中途半端な格好がフェチをくすぐり、支えを失ってダイナミックに揺れるおっぱいが煽情的な反面、主人公はそれを目撃できずに起きた後で知った後日談でしかないのが極めて痛烈でした。
私の心が薄汚れているせいかもしれませんが、団長に対して歌唱力でマウントを取ろうとしない船長はやっぱり器が大きいなぁと思った作品でした。
いえ、これはアイドルとしての戦いの前に、女としてのプライドをかけた勝負だからとも考えられます。
ともかく煽り合いからの自己肥育のデッドヒートが見ていて楽しい作品でした。
しかも、少なくとも日本語版は普段の配信でパーティーゲームをやっているような、男勝りとも言える乱暴な口調が原典に忠実であり、解釈一致な安定感もありました。
特に、個人的には一人でソファから立ち上がれずコヨーテの手を借りるのが素晴らしくフェチ的で、広がった尻肉の曲線美も魅力的でした。
一方で、団長の大胸筋の迫力も圧巻で、作中の中盤ですらPP天使の体よりも大きそうな乳肉の存在感には目が釘付けでした。
PS:ジャンルタグ【Vtuber】を付けるか迷いましたが、念のため検索避けとして使用を見送りました。
いや、純粋に買う側としてはお手頃価格で大量に入っているのはありがたい限りです。
ただ、レビュー書くとなると3ページだろうが30ページだろうが300ページだろうが同じ制限なので、おのずと感想を取捨選択せねばならず、難しいのはご了承ください。
まず、全てにおいて概ね共通するのは「女性が楽しそう」と言う点です。
これは女性優位で男性受けが多めなのが主な理由です。
もっとも、パパ活女子が金だけ巻き上げるつもりが好き勝手犯されたり、車が故障して困った女子がチャラ男に輪姦されたり、必ずしも女性が主導権を握った話だけとは限りません。
それなのに陰惨な印象が薄く、むしろ楽しそうに見えるのは犯された女の子も最終的には快楽に流され、現状に満足そうな笑顔が見れるからに他なりません。
また、全て「少女以上 母親未満」の若い女性と言うのも共通項です。
上の年代だと子種が欲しくて夫の兄から精子提供と言う名の巨根堕ちをくらう人妻や新婚の女教師など居るものの、逆に言えば熟女感は無く、あくまで年上の憧れのお姉さんか熟れ頃の人妻です。
収録物で最も多数派は制服が似合うピチピチの学生であり、エレベーターの中で男を襲っちゃうギャルからオタク君の家に押しかけて貞操を奪っちゃうギャルまで各種取り揃えて折り紙付きでした。
そして、漏れなく「乳がデカい」のも特徴的です。
大きさその物もさることながら、男に掴まれて指がめり込む弾力表現が素晴らしく、挑発的に腰を振って揺れる乳の躍動感がなんとも美味しそうな女体の連続でした。
2023年12月17日
サキュバスのお姉さんか、人間のお姉さんか、若くて可愛い少年しか出てこない作品です。
少年だけで中高年が居ないのは生物の営みとして不自然な気もしますし、人間社会に寄生するサキュバスが独立して国を成すのは難しいと思うかもしれません。
安心してください。
本作はすごく良く考えられています。
サキュバス用/人間用ともに食料調達のサイクルや市民サキュバスの暮らしぶりなどがストーリー仕立てで説明され、あらかたの疑問は解消し納得を得られました。
個人的に特に感服したのは「サキュバス信奉者の人間女性」と言う位置づけ(BJ01062720)です。
本来ならサキュバスにとって人間女性は不要なばかりか、人間の雄を誘惑するには邪魔な敵(BJ01150929)に成りえます。
その反面、同じ女同士なので快楽の対象が同じく可愛い男の子であり、価値観を共有できる仲間にも成りえます。
サキュバス国の中の人間村は異端なようでいて、しっかりと縁の下の力持ちとして機能し、同時に大いなる闇も垣間見えて本作の真骨頂にすら思えました。
また、性欲と愛の違いについて考えさせられました。
彼女らは可愛いショタが出品されれば大金をはたいて所有権を取得するほどです(BJ582227)。
その一方で、せっかく買ったショタを友人所有のショタと一時的に交換し、食べ慣れない味を楽しんだりもします(BJ718650)。
つまり愛よりも性欲が先であり、はぐれショタを見つけたら複数人で襲い掛かり、おっぱいいっぱいなハーレム逆レイプに発展するのがその証拠です(BJ01022165)。
しかし、中には女王に睨まれても特定の少年に固執するサキュバスも居て、独占欲と女性特有の繁殖欲が明確な愛情を表していました(BJ01114260)。
PS:同人の「サキュバスカーニバル(RJ225138)」と話が繋がって共通の登場人物も居ますが、あくまで外伝的なので未履修でも大丈夫です。
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(1)カスの嘘ってなんやねん。
変な名称で呼ばずとも「口から出まかせ」「出鱈目」「陰謀論」「虚言癖」等いくらでも既存の語彙があります。
しかし、それらを用いず新鮮な単語を想像し、なおかつ奇抜すぎず日本語として馴染む範疇が「カスの嘘」なのかもしれません。
固有の名称を与えることで彼女は虚言癖お姉さんと言う心療内科を受診すべき厄介さんではなく、【カスの嘘お姉さん】と言う唯一無二の特別な存在へと進化しているのです。
(2)ツッコミの重要性。
これ一人で平然と語っているから別種の生き物に聞こえますが、ツッコミが居たら普通に漫才のボケ側なんじゃないですか。
試しにお好みのギャグマンガのツッコミ役や実在の漫才コンビの片方を脳内であてがってみればしっくり来るはずです。
個人的には「関西の河童は頭の皿が角皿」の小気味良さに笑いを堪え切れなくなりました。
(3)一体どこまでが嘘なんだ?
全部が真っ赤な嘘だとは思うのですが、途中で「これは本当に嘘なのか?」と疑心暗鬼になる瞬間がありました。
いえ、常識的な知識や自身の専門分野なら自信を持って違うと断言できるし脳内でツッコミを入れます。
でも、縁遠い分野のトリビアめいた虚言を自信満々に披露されると、もしかして本当かもしれないと信じそうになる自分が居ました。
って言うか、木を隠すなら森の中と言うようにこれだけの嘘を連発されると、1,2個の真実が混ざっていても気づけませんよ。
(4)総合的には元気になれます。
荒唐無稽な発言に笑わされて、落ち着いた語り口に癒される効果が観測できました。
案外と寝る前に聞く音声に適しているかもしれません。
もっとも、個人的には偶然にも作中に出てくる夕方を告げる防災無線のメロディーが住んでる地域のと同じで、ハッとして時計を確認してしまいましたが。
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