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「思春期なアダム3 一人泣きの子猫」 へのレビュー
2018年10月25日 雪村 さん
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やばいよ黒猫さん。この人、敵のくせに猫耳だわ猫っぽいは興奮するとにゃーとか言い出すわ、本当になんなの?好きになっちゃうだろうが!とどめに彼女の暴力性は悪ではなくむしろ強い正義への信念であるとかそのパーソナリティまで描写しちゃって作者は何を考えているの?大好きになっちゃうだろ!? と言うわけで、今回は黒猫さんことミスCの話です。前巻から引き続き敵役を務めることになるわけですが、最初から最後まで彼女がメインですね。主人公を殺すために圧倒的不利な状況から知恵を絞って罠にかけ、それでも追い詰められると自らの死を恐れず最後の手段をとって戦う。超カッコいい。そんな彼女が主人公の蛇眼にフニャフニャにされて行く姿がとてつもなく可愛くてギャップがすごい(語彙力)。凛々しいお姉さんが年下の少年に堕ちていくのって最高ですよね! 黒猫さんがエロ可愛くて逆にメロメロにされている感がありますが、このあたりから他のキャラクターが動き始めていて個人的にはとても気に入っています。黒猫さんだけでなく、エンジュやマキナやルシア君などヒロイン(...?)同士の関係性も描かれているので、主人公とヒロインの一対一の狭い世界の物語になっていないんですよね。それぞれに想いがあって、意図がある。お互いに対する感情もある。こういうのがあるとキャラクターに深みが出てきてすごく良いと思います。 追記。ルシア君は相変わらずヤバイ。性癖を破壊してくる。
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