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「はいっておいでよ【特装版】」 へのレビュー

コミカルなのに、そうは見せない努力を感じる一冊。

2020年02月12日   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 3人

オトコの解釈・オンナの解釈・・・ほんの少しの解釈
の違いから導き出される結論は・・・”よこしま日記”
先生、短篇八作品へ、特装版として更に短篇二作品を
追加収録した、自身二冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、未だ、手も繋いだことすら
無い、清い交際を堅持しながら付き合い始めて半年の
”茂君”と”加奈”。誕生日間近な”茂君”に希望を聞いた
”加奈”は、彼の口から出た『ソープ』という言葉から
とある決意をする・・・な、短篇「ソープのすゝめ」。
”茂君”に最高の誕生日を迎えてほしいと、涙ぐましい
努力?を重ねる”加奈”が可愛い、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、解釈の相違から、ズレ
が生じているものの『結果・オーライ』となっている
ところ。前述した短篇「ソープ~」も、二人の結び付
きを強化しているコトには、なっているといえるので
ハッピーエンドなのかな、と、感じました。
コミカルなのに、そうは見せない努力、を感じる一冊。

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