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「さいみん13000~深海に潜むもの~」 的鑒賞
2019年08月11日 Tikuwabu 先生/女士
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評論選擇的類別:
本作は、深海に降りていくイメージを援用したマゾ向け催眠音声作品です。 潜水艦アトラクションで人類未踏の最深部まで降りた聞き手は、そこで出会った地球侵略を目論む異星人たちによってマゾ奴隷に改造され、快楽に溺れさせられてしまいます。 前半を占める深海に降りていく催眠導入は実に有効で、このレビューを書いている夏にはとても気持ちのいい心地良さを伴っていました。 アンビエントに加えてレーダー音のような電子音、プクプクとした水音を背景に、左右中央の三方から順次、ゆっくりと誘導は進んでいく。 最初からかなりの量の暗示を入れてくるのでちょっと大変ですが(特に深海生物のイメージを使ったイメージ法は想像力を要しました)、その分、終盤の追い込みでかなりの深度まで催眠に入っていける印象です。 催眠の底で出会った異星人たちは、自分勝手な目的から聞き手を改造しに掛かりますが、快楽漬けにする内容は実に背徳的な快楽を約束してくれています。 子音一つひとつが耳をくすぐるような距離で語られる暗示は実に濃厚で、執拗に快楽を植え込んでくれている。 ドライ→セルフの構成で描かれた作品ですが、そのどちらのシーンにおいても充実したマゾ向けプレイが展開されていますね。 物語構成上途中で誘導者が変化する点と、バイノーラルではありつつ双子的要素はそこまで強くない点だけは注意でしょうか。 作品としては水音をベースに実にリラックスしたムードで楽しめるので、夏の暑い時期には良い感じの作品です。 異星人たちと遭遇した後のSFチックなBGMもまた素敵でしたね。 爽やかでいて、他方で「ヘンタイ」のキーワードを用いた追い込みは濃厚であり、濃密な催眠の快楽を楽しめます。 オールシーズン対応可ですが、特に夏でちょっと性欲が減退されている方にお勧め。 暑い夏のオナニー生活をこの作品で乗り越えましょう!
(* 為必填項目)