漫画・コミック読むならDLsite
{{ login_id.substr(0, 30) }}{{ login_id.length > 30 ? '...' : '' }} さん
このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。 この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。
「BLUE GIANT SUPREME 6」 へのレビュー
2023年07月11日 Tikuwabu さん
このレビューは参考になった x 0人
シュプリーム6巻のメインディッシュはホルスト・ジャズ・フェスティバル。 オランダの小さな街が開催する、第一回のジャズフェスティバルが舞台です。 そのフェス当日までの、オーディションからスタートする主催側との交流がこの巻のメインになっていますね。 日本編でも垣間見えた「大物ジャズプレイヤーの傲慢」的な要素も含まれたエピソードでした。 フェスのワクワク感もさることながら、この巻で印象的だったのがツアー途中で車がエンストした日を描いた第45話「ALL’S WELL」。 田舎町での空き時間でも練習を欠かさない大が、一人の少年と出会う物語ですね。 この作品の魅力として言えるのが、すれ違う人々との交流であったり、サブキャラクターに対する深掘りであったりするわけですが。 シュプリームでは少しその辺が物足りなさが、無くもなかった。 この一話で久々に、腰を据えてこういう物語が見られたのは嬉しいところでした。 ツアー移動中の一幕という意味でも、こういう出会いはやはり良い。 フェス本番は次巻に続く形でこの巻はクローズしています。 現場の熱意。 緊張を隠せない高校生たち。 トップバッターを任された NUMBER FIVE の気負い。 それらを見もしない大物ジャズプレーヤーのサム・ジョーダン。 フェスがどうなるのか見通せない感触、次巻が楽しみですね。
(* は必須項目です)