レビューを報告する

  • 1.情報入力
  • 2.報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。
この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。

「BLUE GIANT SUPREME 6」 へのレビュー

オススメ! ホルスト・ジャズ・フェスティバル(オランダ)に参戦する6巻。

2023年07月11日   Tikuwabu さん

このレビューは参考になった x 0人

シュプリーム6巻のメインディッシュはホルスト・ジャズ・フェスティバル。
オランダの小さな街が開催する、第一回のジャズフェスティバルが舞台です。

そのフェス当日までの、オーディションからスタートする主催側との交流がこの巻のメインになっていますね。
日本編でも垣間見えた「大物ジャズプレイヤーの傲慢」的な要素も含まれたエピソードでした。


フェスのワクワク感もさることながら、この巻で印象的だったのがツアー途中で車がエンストした日を描いた第45話「ALL’S WELL」。
田舎町での空き時間でも練習を欠かさない大が、一人の少年と出会う物語ですね。

この作品の魅力として言えるのが、すれ違う人々との交流であったり、サブキャラクターに対する深掘りであったりするわけですが。
シュプリームでは少しその辺が物足りなさが、無くもなかった。

この一話で久々に、腰を据えてこういう物語が見られたのは嬉しいところでした。
ツアー移動中の一幕という意味でも、こういう出会いはやはり良い。


フェス本番は次巻に続く形でこの巻はクローズしています。

現場の熱意。
緊張を隠せない高校生たち。
トップバッターを任された NUMBER FIVE の気負い。
それらを見もしない大物ジャズプレーヤーのサム・ジョーダン。

フェスがどうなるのか見通せない感触、次巻が楽しみですね。

* は必須項目です)

理由*