個人的に作者の方が仰る「リアル」な所に違和感をおぼえて没頭できなかった。
一番気になったのは主人公に話しかけているときと、他生徒に話しかけている時のギャップだ。
主人公への時は「声優さん」らしい声色と抑揚なのだが、
それが他生徒へとなると、そういったものが消え失せてしまう。
もしかしたら、他生徒へ話す時は細かい台本などがなく、ある程度のアドリブになっているのだろうか。
また先生の端々に入る「えー……」と言いながら次の言葉を探すような喋り方も非常に気になった。
これも主人公へ話す時は詰まらず妖艶に話すのでかなりの違和感をおぼえた。
これを「リアル」と言えばそうなのかもしれないが、個人的には、この相手に対して大きく変わる話し方がか気になり、
作品へ没頭することができなかった。
声優さんの実力や、シナリオ、台本、コンセプトは素敵なのにいささか残念に思う。
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