[美点]
・男の娘のアライさんがマリファナを過剰摂取させられた上で、快楽責めに負けないように頑張る、というシチュエーションが素晴らしい。
・8ページながらスケベシーン満載で、シチュエーションや絵柄が合えば実用性は十分。私は3回使いました。
・全編フルカラーで、サイケデリックな背景は世界観とマッチしていて素敵。
・とにかく説明抜きの独特で退廃的な世界観も魅力的。何でキャラが男の娘なのかの説明もないし、アライさんがなんで快楽に負けたくないと思っているかの説明もないし、ヒッピーかぶれのけもフレキャラが独自の共同体を形成し、愛を伝えると銘打ち薬物まみれで快楽に溺れる生活している背景も分からない。しかし、そういうものとして受け止めれば、この世界観の中でのブレは一切ない。私は大好き。
[まとめ]
唯一無二の作家性が存分に発揮されている怪作。表紙にピンと来たら買った方がよい。
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