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「娼年ジャンヌ」 へのレビュー
2021年08月27日 ルナマリア さん
このレビューは参考になった x 12人
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もはや説明不要な池咲ミサ先生の「娼年」シリーズ。 実本を持っているのですが、描きおろし特典の魅力に抗えずDLsiteでも買ってしまいました。 まずその描きおろしイラストはシチュエーションが最高でした。 残念ながら?エロイラストではなく健全なものですが、その人選か!という、 この作品を気に入った人なら間違いなくズキュンとくる美麗なイラストです。 内容は聖少女ジャンヌと共に語られることの多いジル・ド・レェ、 その史実をモデルにした美少年凌辱ものですが、 たとえ美少年、女装少年に興味のない、言ってしまえばノンケの方でもとても手が出しやすい美麗な絵柄、 しかし逆に目の肥えた美少年マニアも満足できるエロ描写、 そして両者をうならせるはかないストーリーの運びが素晴らしく、漫画としてとても完成度が高いです。 個人的には最後、本当に切なかった。 エロ目線で見るなら「劇」のあとに「ジャンヌ」が「お芝居の続きだ」と自分に言い聞かせながら 下種な男たちに媚びていくシーンがとてもお気に入りですね。 この「ジャンヌ」はたまらない、妖艶な魅力に満ち溢れていますよ。 それから池咲先生もあとがきで少し存在に触れていましたが、 なにより気に入ったのは悪の手先プレラーティのデザイン!! あのワルすぎる目つき!! 彼で一冊本を出していただきたい!と思うほどです! 他にもフィギュア(くそっ、欲しかった!)の紹介や キャラクターデザインなどおまけ要素も充実していて大満足の一冊です。 電子書籍ならいくら食い入るようにめくってもページが汚れないし、 紙の本を持っている人にも改めておすすめしたいです。
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