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作品内容
作品紹介
異世界転生してΩになった元カウンセラー・ミナト。前世で患者に依存され壊された彼は、海賊船の船倉で抑制剤を切らし、Ωの本能に呑まれていく。発見したのは航海長ガルシア・ヴェイン——左頬に刀傷を持つ無口で巨躯のα。母をαの父に独占され壊された過去を持ち、自らの獣性を恐れて番を作らないと誓った男。
密閉された航海長室で二日間、ガルシアは触れずに耐え続けた。椅子の肘掛けを握り砕き、自分の手の甲を噛み裂いて血を流しながら——『独占して壊す』ことを拒もうとする。だがその痛々しさが、ミナトの恐怖を溶かしていく。前世で『必要とされること』を支配と同一視して壊れた男が、生まれて初めて呟くのだ。「お前に必要とされるのは、怖くない」——と。
反動で爆ぜる二度目のヒート。二年分の引力が一気に解放されるα覚醒。蓋が外れた瞬間に判明する『運命の番』。揺れる船倉、潮と鉄の匂い、灼けるαの掌、蜜でとろけるカント。荒れた指がうなじの項腺に触れ、低い声が「お前の番は俺だけだ」と刻みつける。逃げ場のない密室、四十人の乗組員に知られぬよう声を殺しながら、ミナトは自らの身体が二年間の嘘ごと暴かれていく快楽に堕ちていく。
獣性を恐れた寡黙な航海長が、運命の番を前に理性を砕き、独占欲を剥き出しに番の刻印を刻む——カウンセラーの仮面が、αの牙の前で蕩け落ちる救済と支配の海洋ロマンス。
文字数はハート、濁点など込みで約13020字ほど。
BL / カントボーイ / 運命の番 / 海賊船 / 中出し / オメガバース / 快楽堕ち / 体格差 / 執着攻め / 閉鎖空間



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