酔いが覚めたら債権者と結婚した

邵江嶼(ショウ/コウ/ショ)
Alpha、フェロモンはヒノキの匂い。邵氏グループの新任社長。25歳。性格は冷たく、無口で社交が苦手、いつもポーカーフェイスで氷山のような存在。人間らしき欲望をほとんど持たないように見えるが、心を開いた後は愛する林爾加に対し事細かに、そして優しさを以って接している。ヤキモチしやすい性格だがユーモアもあり、子供っぽい一面もある。父から受けた教育で人を階層でわけて見てしまい、林爾加のことが好きになってからはその考え方を疑い始め、そして自分自身と闘い、最後に自分の愛が確かなものだと深く信じるようになった。

林爾加(リン/ジ/カ)
Omega、フェロモンはオレンジの匂い。雑誌社の新人漫画家、代表作『酔いがさめたら貸主に結婚させられた』。24歳。頭より口が先に動くタイプで、いつもペラペラ、純情で可愛い恥ずかしがり屋。父の林成海は彼が生まれた後、他人と結婚し新しい家族を持った。あまり幸せな家庭ではなかったため、繊細で少し劣等感を抱いている。高校時代は自分を守るため、わざと不良らしい振る舞いをしていた。友達の前では強がっているが、恋人と一緒にいると甘えん坊になる。