こんなにエロいのにエロいだけで終わらないお話の良さがすごいです!!
ハヤメが小さな手のひらに約束を閉じ込めてずっとサクマのことを待ってたんだなと思うと辛すぎて…
しかも期限付きで待ってるあたりが余計に切なかったです。本当はサクマが探しにきてくれて、暗闇から連れ出してくれることがハヤメの一番の望みだったんですよね。その期待は捨て切れないけど、最初からそれは叶わないとも分かってるんだろうなと。
サクマを監禁することで物理的に手に入れることはできたけど、ハヤメが心の中ではまだ泣いてそうに思えるので、読後切なさが残りました。
執着愛もので完全に攻めが狂ってしまってるものは受けに同情というか、受けが被害者だなと思うものが多いのですが、こちらは攻めのハヤメにも同情してしまいました。かといってサクマが悪い訳ではないので、どうにかして二人が二人だけの世界で幸せになってくれたらなと思ってしまいます。周りから見たら狂っているように見えても、二人からすればこの上ない幸せだと思える日がくれば、、と。もし続編があるのでしたら是非読みたいです!!今回でますます五梅先生のファンになりました!