croakさんのレビュー一覧
| レビュアーランキング | - | (役に立った数:5件) |
|---|---|---|
| 投稿数ランキング | - | (総レビュー数:10件) |
|
2026年01月07日
新作のスピンオフ作品ではあまり登場のなかった本編キャラ達のSS、甜的とあるように基本甘めなお話の数々でまた作品の世界に触れたいと思っていたファンにとって最高の一作でした。
今まで進展のなかった2人に兆しが見えたり、くっついたばかりの2人のじれったい程のすれ違いを垣間見たりと、それぞれのお話ごとに全く違った楽しみ方があり読んでいて何度も顔が緩みそうになりました。
「最高の夜」が本当にBLゲームとアダルトゲームの良さを極限まで凝縮したようなシナリオ・スチル・シチュエーションの数々で、こんなにも手に汗握りながら濡れ場を見ることになるとは思いもよりませんでした。
スピンオフをプレイ後の方が楽しめますが、本編後のあのCPどうなったのか今すぐ知りたいという方はこちらからでもぜひプレイをしてほしいです。
|
2026年01月07日
待望の続編かつ本編では多く語られなかったキャラにフィーチャーされた本作、まさにタイトルを体現したような切なくも温かい作品でした。
本編をプレイしていれば最終的に悲恋な結末を迎えてしまうのではと身構えていましたが、逆に結末を知っているからこそ物語の過程を1つずつ噛みしめながら読むことができ、苦悩の末ついに2人が結ばれた時には感涙にむせぶ思いでした。
「含まれる要素」に記載されている内容は主に男娼である主人公が客にされた行為であり、物語自体はいたって純愛作品です。
固定CPで且つ1つのCPの出会いから別れまでをじっくり丁寧に描かれているため、色んなCPや組み合わせを楽しみたい人よりかは1つの物語を深く楽しみたい人に向いているかと思います。
特に各キャラクターの内面の描写が巧みで、倒錯した感情をこうも文章で表現できるのかと読んでいて何度も感嘆いたしました。
本編よりも過去の時間軸のため一作目を未プレイでも楽しめる仕様にはなっていますが、本編登場キャラ達の若い姿や各設定の成り立ちが分かるため、ぜひ本編を履修してからこちらをプレイするのがおすすめです。
2025年12月09日
普段ノベルゲームしかプレイしていないためRPG作品に若干の苦手意識がありましたが、BLゲーム誌の記事を見て気になりプレイしました。
古いPCを使用しているため負荷に耐えられず物語序盤で何度もフリーズしてしまいましたが、ファイル内記載の動作を軽くする方法を試し無事にエンディングを迎えられました。
軽くすることで途中立ち絵やドット絵が正常に表示されないことはありましたが、プレイには支障ない範囲かと思われます。
1つ改善点があるとすれば、せっかくの濡れ場がほとんどすぐ終わってしまい(スチル1枚に対してテキスト1文で終了)、そのスチルも鑑賞機能がないため再度戦闘勝利しないと見返すことができないところです。
RPG全くの初心者ですが、敵キャラに敗北したのはボス前に回復忘れて挑んだ1回のみで後はスムーズに進められたため、RPG初心者の方にこそプレイしてほしい作品だと感じました。
また、敗北しても即ゲームオーバーになるだけで悲惨なバッドエンドがある、ということもないので安心してプレイできるのも良かったです。
作品説明にプレイ時間2~3時間とありましたが、レベル1から始めて遭遇する雑魚敵とも戦闘して約5時間かかったのでボリュームも申し分ないと思います。
とにかくマップの作り込みやバトルシーンの演出が多彩で、特に映像表現には目を見張るものがありました。
RPGメインだしノベルゲームほどシナリオ面での期待は薄いかもしれないと思っておりましたが、途中差し込まれるシナリオで充分すぎるほどにキャラの魅力や世界観に引き込んでくる、プレイしていて楽しい作品でした。
この1作で終わらせてしまうのは大変惜しいと感じるほど素晴らしいゲームだったため、今後続編などの展開を期待しています。
2025年11月26日
以前フリーゲームサイトで見かけてプレイした際、起承転結で言えば「承」の段階で終わってしまい、ページ内に体験版であるという記載や製品版の紹介もなかったため体験版の内容で物語が完結しているものと思っておりました。
偶然SNSで製品版ページを見かけて今回プレイしましたが、立ち絵一切なし・数行読む度にスチルが表示されるため、ノベルゲームというよりかは漫画を読んでいる感覚に近い作品かと思います。
タイムスリップもののためキャラデザや背景、音楽がレトロな雰囲気で統一されており物語の世界観がとても好みでした。
ただ、独特な世界設定な中フルコンプまで約40分程度のシナリオ量のため急な展開が多く、いささか恋愛描写も弱いと感じました。
気になった点として、作品の対象ユーザー層が不明瞭かなと思います。
ボーイズラブタグがあるものの販売ページが「男性成人向け」のため女性向けの「がるまに」上では表示されない点や、男性向けとしてみるとショタタグがあるが所謂男性向けに多いショタ受ではない点など、作品ページの内容から男性向け・女性向けどちらなのか読み取れない状態かと思われます。
|
2025年02月22日
主人公がおじさん且つ総受けと、BLゲームの中でもかなりフェチに特化しているのが気になりプレイしました。
基本的に登場人物に記載されている2人の濡れ場が大半(他の攻もあり)ですが、シチュエーションが多彩なため、シーモスさん次はどんなものを仕込んでくるんだろうとわくわくしながら読み進めていました。
あくまで契約の上で成り立っている関係のため恋愛描写は限りなく薄めですが、それがまたこの2人らしいなと感じました。
選択肢は少なめですが選択肢以外にマップ移動でもルート分岐が発生するため、すべてのエンドを見るのにだいぶ難航しました。
恐らく既読判定が文章ごとではなくシーンごとになっているのか、未選択の選択肢・マップ選択以降の文章は1度見たものでも既読スキップが効かないため、周回攻略には結構な時間を要します。
また、「残虐なシーン」記載はありますが、文章・スチルともに目を背けたくなるほどの凄惨な描写や心を折るシーンもありますので、そういったものが好きな方にも良い作品かなと思います。
フルボイス・多量のスチルと立ち絵差分・目パチ+リップシンク・映像演出と、ノベルゲームの中でも多くの効果演出が組み込まれており、プレイしていて目を見張るものがありました。
2025年01月15日
OP映像に惹かれてプレイしましたが、世界観や設定が細かく作り込まれており、読んでいて作品の世界に没頭できる良い作品です。
背景やBGMを独自に作られていたり、ノベルゲームでは珍しい目パチとリップシンクを取り入れていたりと、サークルさんの作品制作に対する意気込みをひしひしと感じました。
マウスホイールでのテキスト送りができない点や、タイトル画面からでないとConfigが開けない点、スキップ判定の曖昧さなど、一部システム面の不便さはありましたが、特段バグなどもなく最後まで楽しむことができました。
また、物語の進行上似通ってしまうのは仕方ないとは思いますが、各キャラルート中盤部分の展開がほぼ同じになっているため、もう少し差別化されていると良いなと感じました。
何かを犠牲にしないとハッピーエンドに辿り着けなかったりと、万人受けというよりかは人を選ぶ作品ではありますが、そういった物語が好きな方にはとても刺さる一作です。
|
2024年04月26日
まさに本編プレイ後に気になっていた・読みたかったお話がたくさん詰まっておりました。
魅力的な登場キャラクターが多い本作、本編では明かされなかった過去話や本編後のお話がキャラ毎の視点で語られており、プレイしていてキャラ1人1人に対する愛着がさらに強くなりました。
本編では関係性に進展のなかったCPに新たに進展があったりと、特別編のさらに次の展開が読みたくなりました。
|
2023年12月30日
シナリオ・イラスト・音楽・背景・演出・UIともに、とてもこだわりが詰まった素晴らしい作品でした。
前半は主に日常+Hシーンパートで後半になり物語が大きく動き出すため、前半後半でまた違った魅力を感じられる構成になっています。
プレイ前に作品概要を読んだ際は、難しめな世界観や設定が理解できるか不安がありましたが、基本的にはコミカルに物語が進む点や設定がそれ程重要に関わっていないため、没頭して読むことができました。
登場人数は多いものの物語と並行して視点切替が入るため、各キャラの行動や思いなどが分かりやすく、1人1人のキャラへ愛着が湧く良いシステムだと感じました。
スチルの多さもですがSDイラストやカットインが豊富で、緊張感を持たせる箇所はスチルとカットイン・緩める箇所はSDイラストと、物語の緩急で使い分けされているのが印象的でした。
Hシーンのスチルは構図も相まって臨場感が凄まじく、特にこだわりが感じられました。
エンド数は4つあるものの大枠は一本道シナリオのため、複数の攻略キャラがいてそこから1人と結ばれるような所謂基本のBLゲームとは異なります。
また、今まで見たことのない、この作品ならではの関係性でエンディングを迎えるため、これぞ定石に囚われない同人ゲームの醍醐味を味わえる一作となっています。



