作品内容
「好き」だから従っている――そう思っていた
家庭にも学校にも、本当の自分をさらけ出せる居場所がない晴斗。
そんな晴斗にとって、年上の男・九時は、自分の弱さも家庭の事情も知っている特別な存在だった。
求められれば応える。
褒められれば安心する。
他の「ペット」と比べられれば、もっと役に立とうとする。
たとえ本当は嫌でも、
九時から「使える」と思ってもらえるなら、それでよかった。。
「捨てられたくない」という恐怖から、過激になっていく九時の要求に応えようとする晴斗。
しかし九時は、次第に「言われなくても自分からできること」を求めるようになる。
他の相手との比較。
「使える」「普通」「前よりマシ」という評価。
捨てられないために、晴斗は自分から九時の望む“正解”を探し始める。
嫌なのか。
本当はしたくないのか。
そんな自分の感覚さえ、後回しにしながら。
しかし、同級生・神田律との関わりをきっかけに、
晴斗は少しずつ、自分が九時の言葉にどれだけ怯え、先回りして従っていたのかに気づいていく。
そして初めて、
「これは嫌だ」
「もうしたくない」
という自分の本音を認識する。
――それでも、捨てられるのが怖くて従ってしまう。
心理支配 × 依存 × 離脱
年上の男によるペット扱い・支配関係・比較・命令・依存などの要素を含みます。
前作で「自分は特別なペットではなかった」と知った晴斗が、
それでも九時のもとへ戻り、
やがて自分自身の「嫌だ」を取り戻していく続編です。


