遠野雅己
写真家。母の遺した手紙をきっかけに正巳のもとを訪れ、それから冬をともに過ごすことになる。
まっすぐで世話焼きな青年。
作品内容
「ああ、なんという、夜だろうか_____」
湖畔の冬から、夏の東京へ。
湖畔の古民家で暮らす、年かさの研究者・正巳と、冬になるたび訪れる若い写真家・雅己。
亡き女性の面影を介して始まったふたりの関係は、いつしか擬似親子のような穏やかな形を保っていた。
しかし、その関係は静かに揺らぎ始める。
雅己が向けるまなざしは敬慕や親愛では言い切れない熱を帯び、正巳もまたそれを拒みきれずにいた。
父性と恋情、保護と欲望の感情は重なり合い、ほどけないまま積もっていき、やがて身体へと滲み出す。
それでもふたりは、明確な言葉を選ばない。
踏み込めば壊れてしまうかもしれない関係を前に、曖昧なまま確かに近づいていく。
雪に閉ざされた冬のなか、静かに深まる、名付けられない関係の行き着く先は。
表紙込み全200ページ
「湖岸のあなたに」続編
【耽美、頽廃、ストーリー重視】
※恋愛関係ではありません
※未亡人要素があります


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