ねがいの魔法。

幼い頃、ちょっとした“願いごと”なら叶えられる不思議な力を持っていた主人公。
10年過ぎた学園最後の夏休みに、その力をもう一度、使ってみようと思い立ち、
それがきっかけとなって、これまでゆったりと流れていた主人公の時間が急激に動き出す。
主人公演じるプレイヤーは、気になるヒロインたちと接しながら、彼女らの悩みを聞いたり、
相談に乗ったりなどしながら、その“おまじない”をどのように使うかを考え、実行し、
それによって彼女たちとの未来をちょっとだけ変えていく。
しかし、その“ちょっとだけ”が主人公とヒロインたちの関係を進展することもあれば、また逆も……。
“王道”の学園恋愛アドベンチャーを是非ともご堪能あれ！

★ストーリー
——まなぶくんの“おまじない”って、ほんとうにすごいねっ！
加藤学（主人公）は、幼い頃に周囲のささやかな“おねがいごと”を聞いて、
それを不思議と叶えられる不思議な力があった。何故かはわからないが、
ちょっとした願いなら必ず叶えられた。
しかし、10年以上が過ぎた現在は、そんな“おまじない”があったことなど忘れ、
学はごく普通の青年として、そして何処にでも居るような学生として学園生活を送っていた。
学園最後の夏休み。彼はふとしたきっかっけから忘れかけていた
“おまじない”を試そうと思い立つ。はたして、その“おまじない”の力は、
彼や彼を取り巻く周囲の人たちに幸せをもたらすことが出来るだろうか?

★登場キャラクター
杉山立夏
夏休みに入ってすぐに、主人公の住むマンションに引っ越してきた女の子。
彼女の祖父は、世界的に有名な画伯。隔世遺伝なのか、素晴らしい絵の才能を持つ。
人付き合いは悪くないが、決して隙を見せようとせず、他者と距離を取ろうとする、
そんな雰囲気が見て取れる。
新しい環境に馴染んでいくなかで、徐々に主人公に興味を抱き始める。

桜井潤
主人公のクラスメイト。
とにかく元気いっぱいの女の子で、クラスのムード（トラブル？）メーカー的存在でもある。
極度の猫好きで、野良猫を見つければ、片っぱしから名前を付けていく変な癖（？）がある。
主人公に対して、何かにつけては勝負を挑んでくるが、基本的に波長がばっちり合っている仲。

氷室華弥
主人公の幼馴染。
舞台となる学園で再会するまではまったく接点がなかったが、一年の時に一緒のクラスになってから、
昔のように接するようになった。
主人公を意識しているのか、二人きりになると言葉遣いが丁寧になる。

栗原寧々子
主人公のクラスメイト。
学園での三年間、ずっと一緒のクラスだった。
性格は真面目で、前期はクラスの委員長を務めていた。
所属する水泳部では、引退間近であることもあってマネージャー的な役割も担い、
現在は後輩の指導なども担当している。
潤とは仲が良く、よく一緒につるんでいる。
また最近、二人の男の子が気になっているようだが……。

高瀬睦海
予備校生のお姉さん。
主人公の住むマンションに居候しているが、まるで我が家のようにくつろいで暮らしている。
ワガママなまでにマイペース。感情優先に動く性格だが、意外に面倒見もよく、しっかり者。
しかし、勘違いすることも多い。
一応、主人公と同じマンションに住む立夏の家庭教師もこなしている。