ac大好きさんのレビュー一覧

正確には寝取られではなくBSSに近いと思いますが、結末からすれば寝取られ的側面が強いとも思います。レビュータイトル通り、彼女は様々な竿役との交わりを、主人公にはそんな事はできまいと言葉責めと共に語ります。

最終的に判明する事ですが(最初から主人公がお兄ちゃんと呼ばれていますが)彼女はまだ主人公に好意があり、主人公もその好意を受け止めます。それまでの告白も寝取り返しの前座のプレイとさえ感じました。非常に興奮はしますが悲壮感に溢れた告白ではないと感じました。これは良い意味です。

最終的に純愛が良いという我儘な性癖をこれでもかと満たす作品に仕上がっていると愚考致します。

オデッサ以来のいぶし銀なエース、ガーフィールド中佐とジオン屈指のエース、エリック・マンスフィールドの秘蔵っ子であるフィーリウスの決戦、政治劇たるギレン暗殺計画内で最も派手な戦闘でしょう。機体もグフ・カスタムにガルバルディαと、ガンダム作品内でもディープな立ち位置の本作品に相応しいものです。

戦闘部分を除けば、作中で主人公が探っていたものの正体や目的、結果も判明します。特に印象的な場面はディビット・シラーとギレン・ザビの関係性です。ギレンが毎日キッカリ2時間分会話とチェスをする場面があり、典型的な独裁者とやはり一線を画する面がある、という描写が良いと感じます。

タイトル通り、聞き手(主人公、夫)がマゾヒズムを抱えていると知り、妻がマゾプレイをしてくれます。あくまでもプレイであり、妻が誰かに寝取られる或いは聞き手を真の意味で罵倒・侮蔑するといった展開はありません!

つまりは背徳的な甘々イチャイチャという訳です。妻は聞き手の内心と価値観を尊重し、気遣いながら聞き手の望むプレイをしてくれます。最終的にも妻の聞き手への愛情が溢れています。

なんといっても最後の旅館のシーンは素晴らしいものです。妻が聞き手の事をようやく弱い部分も含め知り、理解してこのストーリーの以前よりも仲が深まった事が見えます。今までのプレイも相互理解の為に必要であり、ある意味では旅館パートの前座とも言えるでしょう。

一種遠回りで、不器用な夫婦の愛を存分に接種できる作品です!

いまだ全容が明らかでないア・バオア・クー攻防戦の中の取材、という体裁で本作品は構成されています。ガンダムのSF的設定の補完やギレン殺害の顛末、学徒兵から見た白い悪魔」など、様々な場面が描かれています。どのエピソードもそれ単体で興味深く楽しいものですが、やはりガンダムが関わるエピソードが一番印象に残ります。

この漫画を購入しようとする方の大半は劇中のアムロがエースぶりを知っていると思いますが、この高い画力で表現されたガンダムはそれを見る為に買うに値します。自分も戦場でガンダムに会えば、劇中の学徒兵の様に反応するだろうと漫画を読みながら確信めいたもの感じました。

突然、私事ながら述べさせていただきます。私は寝取らせものが好きです。こちら「暗黒あずまや」様のサークルからこの作品以外にも、幾つか寝取らせを間に挟んだ作品があります。どれも良いものですが、今回の作品の特色はなんと言っても、寝取らせ行為を常習的に行っています。

寝取り返しという形で愛情を確かめあうカップルですが、当然の流れで聞き手、主人公を上回る間男が現れます。今までは取り返せていた妻を、たった一回で奪う。主人公も決して、性行為のテクニックやナニの大きさは普通並、またはそれ以上とも読み取れるのにです。ここで寝取り返しをいつも同じくやっても、主人公には取り戻せません。

今まで作品とは異なりその点で、尚のこと背徳感のあるス
トーリーになります。最初に寝取り返せているシーンを挟んでいるので、その後の展開で後悔や快楽の入り混じる感情により悶えられるのです。

更に私的なポイントとして、肉体的快楽という観点でヒロインは堕ちきりますが、精神的パートナーという位置(性交渉も許されない妻、という存在を認めるならば)は主人公にあります。その屈折した関係性に、良い!と言いたいです。

聞き手の彼女は頼まれたら断れない性分だと言う。それが聞き手にとって、ある種、希望でもあり絶望的な場面で現れる。最後のトラックで彼女は新しい彼氏ができたので別れて欲しいと告げる。聞き手のナニに満足できないと蠱惑的に囁き、聞き手に対して「セフレ」から「彼氏」に寝取り返す事できるかもと言う。そう、違う彼氏がいてもセフレにしてくれと懇願すれば、彼女は受け入れる。

タイトル通りの女性であろう。隠キャというよりも蠱惑的なファム・ファタールの様な振る舞いに見える。彼女の最後の囁きは、聞き手に元通りの関係に戻れるか否かを明瞭にしない。希望とも絶望とも知れぬ何かがその先にあるようにしか思えない。

3作目という事もあり、彼女の「哀」さんと終始イチャイチャしています。純愛です。いや純哀ですね。

1・2作目に続き、お互いの距離感が分かってきたという感があります。彼女側の事情で一時離れた時の、彼氏(我々)に吐露した「会いたい、寂しい」という言葉に込められた好意たるや……。いじらしい、その感情を言葉にしてくれる事に思わず初々しいカップルを眺める第3者の様な心持ちでした。

後、全体的に彼女の独占欲……束縛の感情が彼氏側からすると、自分に対する好意がこれ程ストレートに伝わる表現も無いとさえ思えます。

ここまでの話での要約は、哀は可愛い!
それに尽きる。

彼女は、主人公が再開した時にはタイトル通り「ヤリマン」となっています。彼女自身が語る過去の交際していた期間において、キスをするだけで終わった高校時代と比較する語り口が印象的です。ただ、彼女自身は元カレである主人公に今でも好意的であるし、主人公のナニのサイズを貶めるといった表現は存在しません。

されど、彼女の処女はおろか、それ以外の様々な性経験は主人公ではなく大半は彼女の体目当ての男たちに弄られ切っています。その事実は変えようもなく、自身の選択によって生じた結果です。それこそがこの作品の肝であるようも無く、それ故に救いになっていると感じます。

最後で明かされる事実に、体目当て以外の人に彼女が初めて会ったと明かされる。曰く、その人が主人公除くと最も惹かれた男性の存在であると。こう言いながら、よりを戻した主人公と性行為の最中でその男性(その人とは別れる事情があったと語られる)の事を今でも思っている、と彼女は言う。言葉は主人公を間男と呼ぶが、内実は彼女が今までの空白で出来なかった事を埋めようという感情が滲み出ている。その事が自分は正しい選択を数年越しに始められた、という形で前述の彼女の再開するまでの空白への救いとなっている。私はその様に感じた。

長々と記述しましたが私が言いたいことを一言にすると、なんと背徳的で救われる二律背反なのか、という感嘆です。

巷ではNTR作品を愛好する人々を「脳が破壊された」と表現する様です。それはこういった作品にある、喪失感を原点にして興奮する事から見て、一般的とは言いづらいからでしょう。

ただ、この作品はある意味で贅沢で我儘な欲求を叶えてくれるといってもいいでしょう。特に私にとって至高で嗜好な作品であると言っても過言ではありません。その理由は喪失感と共に、彼女との愛情を保つことが出来る事にあります。なるほど肉体関係においては、もはや彼女を満足させるに至らない。寝取らせる、という歪んだ関係性を双方が望んでいる。以前の形に戻らない「喪失感」こそあれど、変わった関係からもなお彼女の「愛情」を独占できるのだ。

故に本当に精神面、特に愛情まで寝取られてしまう作品とは違い、優しいと形容する事ができます。

待望の、あるいは久しぶりのロリの作品です。
私の目を驚かせたのは、キャラが動くたびにその細い体が露わになることです。
そして、この娘を如何にして犯すのか……。プレイヤーは催淫弾や催眠弾などを駆使しても良し、自らの手で打ち倒すも良し。背徳的な感覚を様々な方法で得ることが出来るでしょう。